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泡沫日記 集英社文庫
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泡沫日記 集英社文庫

酒井順子(著者)

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泡沫日記 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2016/06/23
JAN 9784087454604

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商品レビュー

3.3

4件のお客様レビュー

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2021/08/09

ドヤ顔で「うたかた日記」て読むんでしょ?と思ってたら「ほうまつ日記」てルビ付いてた 辞書で確認してみたらどちらの読みも載っていて、はかないものの例えに使うてのも同じだけど「ほうまつ」の方が「取るに足らない物」感があるみたいだな 淡々とした日記調でいつものエッセイのような皮肉も控...

ドヤ顔で「うたかた日記」て読むんでしょ?と思ってたら「ほうまつ日記」てルビ付いてた 辞書で確認してみたらどちらの読みも載っていて、はかないものの例えに使うてのも同じだけど「ほうまつ」の方が「取るに足らない物」感があるみたいだな 淡々とした日記調でいつものエッセイのような皮肉も控えめなので最初はちょっと物足りない・・・と思ったけど、だんだんその淡々さが心地よく テーマとしては「中年になってからの初体験」かな 初っ端から「友人のお葬式で弔辞を読む」というなかなかハードなもので・・・ 確かにいくつになってもその年齢は初体験なわけで、そろそろ中年初心者マークが取れる世代の私としてもこれからいろいろ初めてのことがあるだろうなぁ(一番近いのは胃カメラかもしれない)

Posted by ブクログ

2017/12/23

四十路半ばで体験する初めての物事を綴ったエッセイ。スマホを持つようになったり、老化のきざしのようなこともあり。そして東日本大震災があり。わりと淡々とした日々のなかの初めての出来事を淡々とした筆で描く酒井さんの安定感。 こうしてあらためて考えると、いくつになっても初めてのことはある...

四十路半ばで体験する初めての物事を綴ったエッセイ。スマホを持つようになったり、老化のきざしのようなこともあり。そして東日本大震災があり。わりと淡々とした日々のなかの初めての出来事を淡々とした筆で描く酒井さんの安定感。 こうしてあらためて考えると、いくつになっても初めてのことはあるもので、そのことをそう感じられなくなるのが年をとるということなのかな。初めてのことに敏感になってみると、意外と日々を過ごす心持ちも変わりそう。 そういえば、あとがき(文庫版)で酒井さんが「年をとる」「年を重ねる」という表現についてわりと力説していた。「重ねる」という耳ざわりのよい言葉より、しっかり年をとることと向き合う、また「取る」というふんだくる元気さが感じられもする「年をとる」でいいじゃないかと。そう、ついつい丁寧ぶって「重ねる」って言ってしまうけれどムードで使っているようなもの。それなら「年をとる」でもいいじゃないか。

Posted by ブクログ

2016/07/20

さらさらっと読めておもしろかった。酒井さんのエッセイとかよりこの日記が好きかもしれない。エッセイももちろんおもしろいんだけれど、エッセイにはオチがいる、それなりの新しい考察みたいなものがあるべき、笑いも必要、って感じがあって。一方、日記は肩の力が抜けているというか、ごく普通の話が...

さらさらっと読めておもしろかった。酒井さんのエッセイとかよりこの日記が好きかもしれない。エッセイももちろんおもしろいんだけれど、エッセイにはオチがいる、それなりの新しい考察みたいなものがあるべき、笑いも必要、って感じがあって。一方、日記は肩の力が抜けているというか、ごく普通の話がおもしろい。こういう日記、ずっと書いてほしいなあ。 同年代ということもあって、共感することしきり。若いときにはもちろんいろいろ初めての経験が多いけれど、年をとる、老いることもつまりは初めての体験であって、というスタンスで、年をとることを酒井さんはうまく受け入れて、しかも楽しんでいるように思える。そういえば、この前読んだ角田光代さんのエッセイもそんな感じだったな。あやかりたいものだが……。 独身ひとり暮らしの酒井さんが、ひとりで気ままに旅行したり、卓球とか新しい趣味をはじめたり、友人知人がとても多かったりするのをうらやましいなーと思った。(そればっかりだわたし)。こういう人はおひとりさまでもいわゆる豊かな老後を送れるんだろうなー。

Posted by ブクログ

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