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沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2016/06/01 |
JAN | 9784022513397 |
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沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか
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3件のお客様レビュー
【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB21487651
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「沖縄」といって思い浮かべるものは何ですか。青く広い空と海…基地の島。日本であるはずの沖縄が蔑(ないがし)ろにされ続けてきた歴史と現状に思いの至らない人には、是非一読してほしい好著です。 本土の捨て石として過酷な戦争の舞台とされ、多くの住民が命を奪われました。戦争が終わると、...
「沖縄」といって思い浮かべるものは何ですか。青く広い空と海…基地の島。日本であるはずの沖縄が蔑(ないがし)ろにされ続けてきた歴史と現状に思いの至らない人には、是非一読してほしい好著です。 本土の捨て石として過酷な戦争の舞台とされ、多くの住民が命を奪われました。戦争が終わると、日本の独立と引き換えに米軍の施設下に差し出されました。そして、今、辺野古基地という新たな負担も求められています。暴力と不平等にさらされてきた、安全保障の観点だけでは語りきることのできない現実があります。「基地問題」というより、暮らしを脅かす「人権問題」なのです。 沖縄の新聞二紙の記者たちは、そうした現実下で生きざるを得ない沖縄の人々に寄り添う視点で記事を書いているに過ぎません。沖縄が捨て石にされる構造には、原発立地の構造やフクシマが忘れ去られていくこととの類似性があるとも言えます。そうした視点を身につけてほしいと願って薦める一冊です。
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★偏向より問題は関心薄★沖縄の新聞が偏向していると感じたことはなかったし、そんな議論が起きていることすら知らなかった。著者が取材した2紙の記者の熱い気持ちはもっともで、基地を放置される差別される側が主張を繰り返すのは納得がいく。それを「偏向」という側はさもしいが、それ以上に自分の...
★偏向より問題は関心薄★沖縄の新聞が偏向していると感じたことはなかったし、そんな議論が起きていることすら知らなかった。著者が取材した2紙の記者の熱い気持ちはもっともで、基地を放置される差別される側が主張を繰り返すのは納得がいく。それを「偏向」という側はさもしいが、それ以上に自分の関心の薄さの方が身に染みた。やはり沖縄は他人事だと思っていたのだろう。辺野古の問題が起きた20年前に現地を訪ねて、いまも状況が変わらないと思うばかりで、その間の苦しみを思うこともなかった。
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