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執着 海外文学セレクション
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執着 海外文学セレクション

ハビエル・マリアス(著者), 白川貴子(訳者)

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執着 海外文学セレクション

定価 ¥2,750

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2016/06/30
JAN 9784488016623

執着

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商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2019/01/27

むきになって1日で読んだわよ。いるじゃない、俺が俺が、って用もないのに人の会話に入ってきていきなり主役ヅラするやつ。ああいう、俺が俺がってやつ最高に嫌いなんだけど、そういう本だったわ。これが哲学小説って訳ですかい。しっかし女主人公のやな女っぷりときたら。私は受け身の女なの。とか言...

むきになって1日で読んだわよ。いるじゃない、俺が俺が、って用もないのに人の会話に入ってきていきなり主役ヅラするやつ。ああいう、俺が俺がってやつ最高に嫌いなんだけど、そういう本だったわ。これが哲学小説って訳ですかい。しっかし女主人公のやな女っぷりときたら。私は受け身の女なの。とか言いながら、好きな人アゲ嫌いな人サゲは極端だし。自分が好きな人が思いを寄せてる人には「死んでくれ」たら私が後釜に座れるのにとか言う。そんな女の私が私が!とずーっと言ってる内容。この方なんとノーベル賞候補ですと。結構面白かったです。

Posted by ブクログ

2016/09/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なぜマドリードが舞台の小説本の表紙がエゴン・シーレなのか…? 本編より、主人公がバルザックの『シャベール大佐』文中の一文、"最初の子にやがて命を落とすような性向を植え付けた女“ について考察するところが面白い…と思っていたら、ガッツリ本筋に絡んできた。 ハビエルの殺人疑惑を盗み聞きしたマリア。こんな面倒臭く自己弁明する男と分かっていたら寝たふりしとけばよかったのにな〜と思ってたら、あら、そう来るか⁉︎ でも結局、真実は解明されず。でもここ、ホントかどうかの調査になってたら結構白けてたかも。 ググったら、ディグニタスが実在するのに驚いたわ〜

Posted by ブクログ

2016/07/28

濃厚で、濃密で、くらくらする。改行なしに続く文章、言い換え、綿密な描写、多くの可能性の羅列。情熱も疑心も諦めも、その全てを丁寧にたどる。 しっかり酔いたい大人の恋、しっかり酔ってこそ大人の小説。

Posted by ブクログ