ウルトラ図解 くび・肩・背中の痛み 不快な症状をもとから治す、知識と治療 オールカラー家庭の医学

手塚正樹

• 販売会社／発売会社: 法研
• 発売年月日: 2016/06/01
• JAN: 9784865132779

商品レビュー

2018/09/04

3月に首を寝違え(だと思う)て以来、首の痛みが取れない。最初に整骨院であやしげな治療を受けたのがいけなかったのか、腕が痺れるなど症状は悪化し、一番酷いときは4時間置きに痛み止めを飲まないと生活できない状態だった。整形外科医によるとヘルニアではなく、変形性頚椎症との診断。一時期は温熱療法、頚椎索引のために通っていたが、現在は痛み止めを頓服するのみ。

半年近くたった今も寛解はしていないので、このまま一生つきあうのかと思って関連書籍を読んでみることにしたもの。まあ、ウェブにも転がっているような一般的な話のみで、「病気」以前の肩凝りについての記述が大半を占めることもあり、今一つ。

2017/01/04

ウルトラ図解シリーズの一冊。カラーの図が多く読みやすくわかりやすいです。

この一冊に関して言えば、明らかに病気であるものから生活習慣からくるもののような様々な症状をわかりやすく解説してくれています。
解決法も治療よりは不快症状を緩和する生活習慣（ストレッチなど）の方に重きが置かれている感じがします。
具体的な症状の解決法を知るというよりも、その痛みの原因となるものを様々に知識として知っておくというくらいの使い方をする一冊と思います。
なので、簡単な目安程度ということでしょうか。

父に下半身のしびれが出たとき、かかりつけの医師に首の手術をすると言われ納得できず他所へかかったことがありました。
結局、背中の脊髄腫瘍だったことがわかり手術して事なきを得ましたが、最初の医師に言われた首の手術というのが何をするつもりだったのか、何を原因とにらんでいたのかわからないままでした。
以来、その医師にずっと不信感を持っていましたが、この本を読んで「この症状と診断されたのか」と知ることができました。十年以上も以前のことです。
ま、結局誤診だったのですけどね。不信感も緩和されませんが、もやもやのほんの一端を今更ながら知ることができました。

納得がいかなかったらセカンドオピニオンするのはもう当たり前のことですね。