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神経ハイジャック もしも「注意力」が奪われたら
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神経ハイジャック もしも「注意力」が奪われたら

マット・リヒテル(著者), 三木俊哉(訳者)

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神経ハイジャック もしも「注意力」が奪われたら

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 英治出版
発売年月日 2016/06/01
JAN 9784862762146

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商品レビュー

4

11件のお客様レビュー

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2021/09/05

534ページある分厚い本である。本の厚さに躊躇している人がいたとしたら、そんな心配は無用である。まるで、小説を読んでいるかのごとく、語り手のリズムに引き込まれて、時間を忘れて読みふけってしまった(私はそうだった)。物語は、2006年9月22日アメリカのユタ州で発生した交通事故から...

534ページある分厚い本である。本の厚さに躊躇している人がいたとしたら、そんな心配は無用である。まるで、小説を読んでいるかのごとく、語り手のリズムに引き込まれて、時間を忘れて読みふけってしまった(私はそうだった)。物語は、2006年9月22日アメリカのユタ州で発生した交通事故から始まる。1980年代から世の中に徐々に浸透していった文明の利器である携帯電話が社会にどんな影響をもたらすものかを科学的な検証、事故の統計、事故の当事者へのインタビュー、事故当時の時代の空気感(当時の常識的な考え方)等様々な視点から多角的に追体験していくことになる。 とはいえ、学術的な書きっぷりではなく、当事者はなぜその行動を起こしたのかという思いや、体験したときの心情も語られるので、小説を読んでいるような気がしてしまう。著者の綿密な取材と書き手としての才能であろう。 ぜひ多くの人に読んでほしい一冊。 新しいテクノロジーが生まれると、多くの人が夢中になり、社会に浸透していく。今までにないものが登場することで、新しい問題も同時に生まれる。今ではよく聞く言葉になった「ながらスマホ」。一度はやったことがある人がほとんどであろう。本書を読んだあとは、絶対に「ながらスマホ」はやらないと考え、即実践するでしょう。スマホは便利なものだが、人間の注意力を奪うもの。スマホは時と場所をわきまえて利用するものと認識するべきなのだ。 冒頭に発生した事故の加害者となってしまったレジー・ショーさんの体験を私達は本書でたどることになる。彼の物語を知った読者にも、著者は行動を促している。こんな悲しい事故は二度起こしてはいけないのだと。

Posted by ブクログ

2018/10/28

【由来】 ・hontoでGRITを検索したら関連本で 【期待したもの】 ・「相手が悪い!」という自分にありがちな思い込みを的確に是正する一助となれば。 【要約】 ・ 【ノート】 ・ 【目次】

Posted by ブクログ

2017/04/01

科学ノンフィクションとあるけれど、構成は社会派サスペンス小説や映画のような感じ。後半に入ると一気に物語が収斂していくので前半はガマン。

Posted by ブクログ

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