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会計参謀 会計を戦略に活用する
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央経済社 |
発売年月日 | 2016/06/01 |
JAN | 9784502192111 |
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商品レビュー
3.7
9件のお客様レビュー
ー ところが、経営再建が必要となった会社で経営者にインタビューを行うと、彼らが語る赤字の理由は往々にして外部環境の急激な変化や自社リソースの不足であり、一様に観念的である。不振事業の投資効率や原価構成、資金調達の現況など、基本的な会計数値を尋ねても、まともな答えが返ってくることは...
ー ところが、経営再建が必要となった会社で経営者にインタビューを行うと、彼らが語る赤字の理由は往々にして外部環境の急激な変化や自社リソースの不足であり、一様に観念的である。不振事業の投資効率や原価構成、資金調達の現況など、基本的な会計数値を尋ねても、まともな答えが返ってくることはまずない。中には会計的思考の欠如から、資金難に陥ってもなお、未だに経営難という実感を持てない経営者も多い。会社が現在どのような状況に置かれているか、それを正しく認識する手段を持っていないのである。ただ今は、キャッシュが足りないだけで、いずれは利益がついてくると信じている。しかし、企業が繰り返し資金ショートを起こす場合、根はそれほど浅くはない。 現状認識が曖昧かつ楽観的だから、その改善策も真剣に議論されることはない。経営理念が散りばめられた抽象的な中期経営計画が繰り返し策定され、そして最後の時へと突き進んで行くのである。そんな不採算事業会社の再生には大きな経営戦略の転換が求められる。多くの場合、長年赤字であった事業を黒字転換するという大仕事が、小手先の経費削減で達成できることはなく、事業分野の「選択と集中」や営業方針の根本的な見直しが求められる。そのような経営戦略の大転換は、会社の現状を正確に知り、そして会社の将来像を明確に共有するプロセスを経ずにできることではない。そのプロセスにおいて、会計は利害関係者の認識をまとめる共通言語として重要な役割を担う。ー 「はじめに」がすごく面白くて、尖っていて、期待して読んだけど、本編は通り一遍の普通な内容で、少し残念。同じトーンで、事業PF、M&A、予算管理、意思決定、説明責任を語って欲しかった。
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会計を如何にして経営に活用させるかを、会計学と実務経験からバランスよくアプローチしているのが良かった。
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企業経営における会計的思考の重要性について述べた本。筆者は三洋電機の出身。前半部分は複数のセグメントを持つ大手企業の経営企画や財務会計に関わる人向け。後半部分は中小企業や起業家にも参考になる内容。具体的には下記のようなものがある。 ・中期経営計画策定 ・事業ポートフォリオ管理、...
企業経営における会計的思考の重要性について述べた本。筆者は三洋電機の出身。前半部分は複数のセグメントを持つ大手企業の経営企画や財務会計に関わる人向け。後半部分は中小企業や起業家にも参考になる内容。具体的には下記のようなものがある。 ・中期経営計画策定 ・事業ポートフォリオ管理、PPM ・各種経営指標(ROE、EVA、など) ・M&A戦略 ・企業価値評価(買収価格の設定) ・予算管理 ・CVP分析 ・業務的意思決定、戦略的意思決定 ・資金調達方法 製品のライフサイクルや企業の成長ステージに着目し、各フェーズごとに会計的観点から注視するポイントを記載してある。DCF法とか資本コストとか細かい解説はないので、ある程度事前知識が無いと厳しそうな部分も。 全体を通して単なる一般論の紹介ではなく、実務に即した内容としているのが参考になる。例えば以下の点。 ・適切な権限委譲(分権化)ができていないと、部分最適や指示待ちが横行。(本社役員が出身事業場の利益を主張、事業場長が全社戦略を非難など) ・不採算事業の売却検討では、内部ミドル層の抵抗に遭っても仕方ない。 ・買収時の不審点は徹底的に調べること。買収先が情報提供を渋る場合は特に。 ・予算は業績評価の基礎。部門、社員が予算達成のモチベーションを高められる公平性や透明性が必要。 ・CVP分析は生産量と販売量が等しいことが前提であることに注意。在庫の概念が無いため。 ・投資検討に工数をじっくり費やすほど、埋没コストを意識して中止が難しい。 会計リテラシーがあっても、理性的な意思決定を組織として行うには一工夫必要と感じる。
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