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裸の華
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桜木紫乃(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2016/06/24
JAN 9784087716658

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商品レビュー

3.8

46件のお客様レビュー

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2024/02/12

今年は100冊読みたいなっと ってな事で新春1冊目は、桜木紫乃の『裸の華』 脚の怪我を負って逃げる様に地元北海道に戻って来たストリッパーのフジワラ ノリカ。 ストリッパーへの復帰を脚の怪我で断念したが、踊りへの情熱は冷める事なくシアターダンスの店を出す事に。 そこで出逢う...

今年は100冊読みたいなっと ってな事で新春1冊目は、桜木紫乃の『裸の華』 脚の怪我を負って逃げる様に地元北海道に戻って来たストリッパーのフジワラ ノリカ。 ストリッパーへの復帰を脚の怪我で断念したが、踊りへの情熱は冷める事なくシアターダンスの店を出す事に。 そこで出逢う若いダンサー、バーテンダー、お客等々ノリカを助けてくれたり、育っていくダンサーを横目に自分自身のルーツを沸きたてさせたその先は……。 これ新春一発目に最高な内容じゃったかな 強くて弱い女性の生き様と言うか、ラストは何じゃけど頑張って生きてる女性に読んでもらいたい感じじゃね♪ 映画化して貰いたい本じゃった 2018年1冊目

Posted by ブクログ

2021/12/08

人生最高のおままごとっていいなぁ。 真面目でやってきたから、いわゆる少しはずれた道をこうやって本を通じて知れるのは楽しい。はずれるとも違うけど、一般街道ではないとこに自ら飛び込んでゆく熱量、お金とか無謀でもやるっきゃないややってみようで自分をつぎ込む感じが素敵。少しコムドット...

人生最高のおままごとっていいなぁ。 真面目でやってきたから、いわゆる少しはずれた道をこうやって本を通じて知れるのは楽しい。はずれるとも違うけど、一般街道ではないとこに自ら飛び込んでゆく熱量、お金とか無謀でもやるっきゃないややってみようで自分をつぎ込む感じが素敵。少しコムドットも感じた。 物語上の世界でノリカと竜崎の関係が発展しているといいな。

Posted by ブクログ

2021/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

北海道にある夜の歓楽街”すすきの”には一度だけ行ったことがある。他の街とはちょっと違う賑わいを見せる夜の”すすきの”を歩いているだけで緊張したっけ。華やかなネオンとその裏に潜む仄暗さを併せ持つその街は、こちらが少しでも気を抜くと呑み込まれそうなキケンな雰囲気を醸し出していた。 ストリッパーとして体を張って長年踊り続けていた40歳のノリカは、公演中の怪我により廃業を決意し”すすきの”でダンスショーが売りの夜の店を構えることにした。 若い二人のダンサーに、うまいカクテルを作るバーテンダーと共に、自分の店を手探りで創り上げていく。 気の合う仲間にも恵まれ店の評判も上々となり、”すすきの”の街で見事に華開いたかに思えたけれど…。 年齢や怪我が足枷となり踊り子に戻ることに躊躇していたノリカも、二人の若いダンサーに良い刺激をもらい、再び踊り子として舞台に戻ることを決意する。 個人的には、ノリカにはこのままお店を続けていって後継を育てる立場で有り続けてほしかった。 けれど踊りが死ぬほど好きな根っからの”踊り子”としては、指導したりアシストする裏方の立場ではなく、やはり自分自身が現役で踊りたいんだろう。 「死ぬまで踊りたい」という強い気持ちが前へ進ませ、行くべき場所へと着地させたのだろう。 男たちが抱える浮世の憂さを引き受ける包容力と、アスリート並みのストイックさに感心させられた物語だった。

Posted by ブクログ