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ひとはなぜ戦争をするのか 講談社学術文庫2368
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ひとはなぜ戦争をするのか 講談社学術文庫2368

アルバート・アインシュタイン(著者), ジグムント・フロイト(著者), 浅見昇吾(訳者)

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ひとはなぜ戦争をするのか 講談社学術文庫2368

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2016/06/01
JAN 9784062923682

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商品レビュー

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2026/05/13

先月明石にデモに行った際、購入。 アインシュタインとフロイトの戦争についての往復書簡。 世界大戦前に企画で交わされ、日本では発表されることがなかったという物らしい。 2人ともユダヤ系で後に亡命しているのだということも知った。解決法が書かれているわけではないが、 こうなってしまった...

先月明石にデモに行った際、購入。 アインシュタインとフロイトの戦争についての往復書簡。 世界大戦前に企画で交わされ、日本では発表されることがなかったという物らしい。 2人ともユダヤ系で後に亡命しているのだということも知った。解決法が書かれているわけではないが、 こうなってしまった現代から、申し訳なく思いながら読んだ。

Posted by ブクログ

2026/04/05

薄い。全111ページ。本文(p.9~55)と解説(解説Ⅰ・Ⅱ合わせてp.61~111)で、文量がほぼ同じ(解説のほうが若干長いか)。解説は養老孟司と斎藤環。この本の著者名としては名がないが、これは養老・斎藤も著者と言っていいくらいだと思う(ので、本投稿のタグには二人の名前を追加し...

薄い。全111ページ。本文(p.9~55)と解説(解説Ⅰ・Ⅱ合わせてp.61~111)で、文量がほぼ同じ(解説のほうが若干長いか)。解説は養老孟司と斎藤環。この本の著者名としては名がないが、これは養老・斎藤も著者と言っていいくらいだと思う(ので、本投稿のタグには二人の名前を追加した。私の中では著者扱い)。 ともにドイツに住んでいたユダヤ人である(後に二人とも亡命することになる)物理学者・アインシュタインと心理学者・フロイトとの間の“戦争”を巡る往復書簡。アインシュタインからの問いに対するフロイトの答えは、最後のほうにある一文「文化の発展を促せば、戦争の終焉へ向けて歩み出すことができる!」(p.55)に集約されていて、解説Ⅱ(斎藤環)でもこの考えはある程度支持されているように見える。この前段階として、“戦争”というものを、権力・暴力でもって欲動を実現しようとする行動の行き着く果てとして捉えたうえで、「文化は欲動をコントロールする」という命題を心理学的に求めている(文化が発展すると人々が子を産まなくなる――つまり少子化――はその一例だそうだ)。 戦争は欲動の暴走だ。欲動は文化の力で抑えられる。ゆえに文化の発展でもって戦争は抑えられる。こんな三段論法。 昨今のイスラエル・アメリカ近辺のニュースを見ていると、“本当かいな?”と思うところ。この二国は、全地球の中でみれば文化の発展した部類だと思うが…。少子化やZ世代云々から、文化の発展による欲動の制御(減衰)は今も当てはまると思うが、とすれば、戦争の捉え方が違う/違ってきているのだろうか(国家の行動は、国民個々人の欲動とは違うところから生じるものかも知れない)。

Posted by ブクログ

2026/03/09

とても気になるタイトルであり、そのテーマによる手紙のやり取りという本である。 という期待を持って手に取ったのだが、なんと驚いたことに、半分もいかないうちに二人の手紙が終わってしまった! その後の解説の方が実は長い。むしろ解説者の方が主体なのか?と思ってしまった。 あとがきの中では...

とても気になるタイトルであり、そのテーマによる手紙のやり取りという本である。 という期待を持って手に取ったのだが、なんと驚いたことに、半分もいかないうちに二人の手紙が終わってしまった! その後の解説の方が実は長い。むしろ解説者の方が主体なのか?と思ってしまった。 あとがきの中では、戦争の最中で、検閲を免れつつ この手紙が発見されたことの方が奇跡ということだ。 確かにそうであろう。 そうであろうが、やはり書簡をかわすということは、交わすというために何往復かするか、それとももっと考察を深めた形での 言葉が欲しかった、という勝手な個人的感想である。 フロイトの破壊衝動に対する見解について アインシュタインはどのように答えるのだろうか?という期待を込めたら終わってしまっている。 手紙の内容はフロイトらしいと言うか、人間の衝動や欲求については述べられているが、その根本原因に当たるものまでは、さかのぼっていない。 大胆な言い方かも知れないが、自然科学的に現実にそういうものがある、ということを述べているだけで、もう一段、深い発生原因まで探求してほしいと感じた。 そもそも、その戦争という根本原因を探ろうとするテーマである。 そのためフロイトの意見を、物理学者としてのアインシュタインはどのようにその意見を捉え、どのような返事を書くかをとても期待した。 しかし、もう続きは読めない。 また、解説のお二人の長い語りがあったが 「あなたの言葉と見解が読みたくて買ったいわけじゃないんですよ!」という、 がっかりな感じを込めて星は下げている。 お互いの手紙の中で鋭いと思われた言葉を抜き出しておく。 ~アインシュタインの手紙~ いつの時代でも国家の指導的な地位にいる者たちは自分たちの権限が制限されることに強く反対します。それだけではありません。この権力欲を後押しするグループがいるのです。金銭的な利益を追求しその活動を推し進めるために権力にすり寄るグループです。 答えは1つしか考えられません。人間には本能的な欲求が潜んでいる。憎悪に駆られ相手を絶滅させようとする欲求が! 教養のない人よりも、知識人と言われている人たちの方が暗示にかかりやすい と言えます。 ~フロイトの手紙~ 暴力で敵を殺すのではなく、屈服させるだけで満足するようになるのです。 恐怖心を植え付け、何かの労働に使う。 メンバーの間に生まれる、感情の一体感。 エロスと破壊欲動が結びついて出来上がった、一つの欲動によって行動が引き起こされる。 破壊欲動は死の欲動と呼ぶことができます。死の欲動が外の対象に向けられると破壊欲動になるのです。 人間の攻撃性を完全に取り除くことが問題なのでありません。人間の攻撃性を戦争という形で発揮させなければ良いのです。戦争とは別のはけ口を見つけてやれば良いのです。 単なる妄想ではあるが、是非とも現代的 YouTube のように、二人がこのテーマで対談するところを見れなかったのはとても残念である。

Posted by ブクログ

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