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オトコとオンナの生物学 PHP文庫
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オトコとオンナの生物学 PHP文庫

池田清彦(著者)

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オトコとオンナの生物学 PHP文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2016/06/15
JAN 9784569765662

オトコとオンナの生物学

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商品レビュー

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2026/09/23

素朴で実は根源的な疑問にさらっと答えられる人は、ホンモノである。 同じ人間でありながら、オトコとオンナはどうしてこうも違うのか。まるで違う生物のようだ。例えばこんな設問に貴方だったらどう答えるであろうか。「オトコの浮気はすぐバレるが、オンナの浮気はバレない」。うーん、オンナの方...

素朴で実は根源的な疑問にさらっと答えられる人は、ホンモノである。 同じ人間でありながら、オトコとオンナはどうしてこうも違うのか。まるで違う生物のようだ。例えばこんな設問に貴方だったらどう答えるであろうか。「オトコの浮気はすぐバレるが、オンナの浮気はバレない」。うーん、オンナの方が演技が上手いのかなぁ、とか考えてみたが、何の事はない、答は「オトコは友人に話してしまうのに対し、オンナは絶対に口外しないから」だった。池田センセは、生物学の先生だと思ってたら、人間学のセンセだったのだ。何しろ「オトコにしろオンナにしろ浮気をしないわけがない」と宣うのだから。さて、それは置くとして、この男女による対応の違いを生物学的に見ていくと、次のようになる。オンナは浮気がバレて離婚となった時、生活に困るから自分が不利になるような事は絶対にしない。オトコはより多くの子孫を残したいから、チャンスがあれば相手は割と誰でもいい。だから、浮気を自慢したがる。友人に喋ったのが回り回って妻の耳に入るのである。オトコって奴は何ともバカというか、哀しい生き物である。 オトコにとっては永遠の謎。オンナにまつわる気になる「なぜ」を幾つか挙げておこう。記念日を覚えているわけ。オトコより長生きなわけ。ハイヒールを履くわけ。お喋りなわけ。これらの疑問にさらっとしかも腑に落ちるように答えてくれるのだから、嬉しくなってしまう。 オトコは時としてオンナに「貴方って鈍感ね」と言われる事がある。「あの時の彼女の反応は、こうだったからなのよ。だからあの時貴方はこう振る舞うべきだったのよ」と後から説明されて、納得する事が確かにある。オトコは察する事が不得手なのだ。KYもオトコが多いそうだ。これはオトコとオンナの脳の器質的違いによるものだと説明されて安心した。オンナの脳梁がオトコよりも大きくて緻密だから、左脳と右脳を自由に行き来でき、脳全体で考える。この結果、オンナは相手のことを徹底的に追い詰める事はまずしない。ところが脳梁が小さいオトコは、左脳で物事を考え始めると、理屈ばかりになって右脳を上手に使えない。だから、融通がきかないというか、言葉を文字どおりにしか受け取れないということになる。その結果オトコは相手を徹底的に追い詰めたり、パワハラやセクハラをしてしまうのだ。しかも、往々にしてその事に気づいていないケースが多い。オトコはやっぱり哀しい。 そんなにも違うオトコとオンナが好きになるのだから不思議だ。それは脳の分界条床核と前視床下部間質核の作用だという。ここのところは実に面白い。本人が自覚している性別は脳で決まっていたのである。これは、生物学的性別とは全く無関係なのだそうだ。分界条床核の大きな人は自分をオトコだとおもうし、小さい人はオンナだと思う。そして、前視床下部間質核の大きな人なオンナを好きになり、小さな人はオトコを好きになるのだ。だから、分界条床核、前視床下部間質核ともに大きい人は自分をオトコだと思うしオンナを好きになる。なるほど、これでトランスジェンダーやゲイ、レズがある理由がわかった。

Posted by ブクログ

2020/05/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・私は『人間、このタガの外れた生き物』で池田清彦先生に出会いました。自分を知るという意味でも、社会を知るという意味でも、世界を知るという意味でも、生物学という視座が極めて有効だと思いました。  オトコとオンナの生物学 (PHP文庫-2016/6/3)>>を『人間、このタガの外れた生き物 (ベスト新書– 2013/5/9)』『世間のカラクリ (新潮文庫-2016/10/28,単行本–2014/9/18)』『マツ☆キヨ:「ヘンな人」で生きる技術 (新潮文庫–2014/4/28,単行本–2011/8)』に続いて読みました。第2章は月間誌『くらしラク~る♪』(2015年4月号~9月号)に連載された「女性はなぜハイヒールをはくのか」を大幅に加筆・再編集し、第1章、第3章は新たに書き下ろしたものとのこと…  そのためか!?全体的に取り留めのない内容になっているような気もしますが、最後32『ヒトはなぜ世界中に広がったのか?』の「ほかの種を滅ぼしていった人類」~「増え続ける世界人口と止めろ!」で一気に収斂していく感じが、『人間、このタガが外れた生き物』『世間のカラクリ』『マツ☆キヨ:「へんな人」で生きる技術』との違いか(・・?

Posted by ブクログ

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