ゲーム音楽大全 名作ゲーム音楽CDを聴きながら楽しめる！ TJ MOOK

宝島社

• 内容紹介: //付属品～ナムコ名作CD付
• 販売会社／発売会社: 宝島社
• 発売年月日: 2016/05/21
• JAN: 9784800255211

商品レビュー

2016/12/05

「ゲーム音楽大全」というからには、すべてを網羅してるのかと思いきや、
内容の８割がレトロゲームに集中。
まあ、この手の本の購買動機ってそこだったりするから、間違ってはいないんだろうけど、
じゃあちょっとタイトル変えようよ、っていう気にはなる。

記事の内容も結構バラツキあるかな。
インタビュー系は総じていいんだけど、あまりにも専門的すぎる内容のものも。
本の表紙に目玉っぽく扱わているヒャダインのは、一問一答形式で
2ページしかなく、内容も薄く、他と比べるとあまりにも期待外れ。
こりゃヒャダイン側にとってもマイナスなんじゃね？って思う位。

ゲームミュージックの歴史を振り返る「僕たちのゲームミュージック」は、
読んでみると、意外と知ってる話ばかりで、どうもなーｗ
かといって、リアルタイムに通ってない人が読んでも面白いのかなー。
ストⅢってヒップホップなんだっけ？ストⅢサードがヒップホップって言うならわかるけど。

目玉とも言える「全ファミカセ音楽検証」は、確かに企画意図と労力の凄さは認める。
ただ、ずーっと読んでると、同じような事が書いてて、読んでるとトリップしちゃうよｗ
もちろん、へーって思える内容や文章もあるんだけど、全体量があまりにも多いから…
それでいて、90年以降は載ってないわけだし…
「何でこのゲームはこの内容で扱いが大きいんだ？」ってのもあるしｗ

最後の年表、ＳＦＣが「Ｐｏｐ’ｎツインビー」しか載ってないのはどうなんだ？
そのくせ、ソルスティスとかパジャマヒーローとかいらんだろｗ

とはいえ、ＣＤメインで買ったので、上記の事はどうでも良かったりするんですｗ
そのＣＤも、まあまあかなー、って感じだけど、持っておいて損はないでしょう。

2016/06/26

『ゲーム音楽史』に比べると、浅く広くといった印象。時代を限定しているため、続刊にも期待したい。

付属のCDは、SE入りのため雰囲気を楽しむ程度な感じ。