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憲法改正とは何か アメリカ改憲史から考える 新潮選書
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憲法改正とは何か アメリカ改憲史から考える 新潮選書

阿川尚之(著者)

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憲法改正とは何か アメリカ改憲史から考える 新潮選書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2016/05/01
JAN 9784106037870

憲法改正とは何か

¥220

商品レビュー

3.8

6件のお客様レビュー

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2019/05/02

アメリカ合衆国憲法のこれまでの正規の憲法改正及び正式の手続によらない憲法改正(法律の制定、大統領の執行権行使、連邦最高裁の判決)をみて、憲法改正とは「国のかたち」の変更であることを説いている。連邦議会、大統領、連邦最高裁、及び、州が互いに競争し均衡をとることで、極端な権力集中や強...

アメリカ合衆国憲法のこれまでの正規の憲法改正及び正式の手続によらない憲法改正(法律の制定、大統領の執行権行使、連邦最高裁の判決)をみて、憲法改正とは「国のかたち」の変更であることを説いている。連邦議会、大統領、連邦最高裁、及び、州が互いに競争し均衡をとることで、極端な権力集中や強権の発動を抑制してきたアメリカの憲政史をコンパクトに知ることができる。

Posted by ブクログ

2018/02/01

米国の憲法改正から憲法解釈や日本国憲法との関係性について書かれた一冊。 英国からの独立時に制定された合衆国憲法から27回の改正を経ている米国の憲法について、フェデラリストとアンチフェデラリストの間で改正についての議論を重ねた結果現在のかたちに至ったことや南北戦争終戦後に13条、...

米国の憲法改正から憲法解釈や日本国憲法との関係性について書かれた一冊。 英国からの独立時に制定された合衆国憲法から27回の改正を経ている米国の憲法について、フェデラリストとアンチフェデラリストの間で改正についての議論を重ねた結果現在のかたちに至ったことや南北戦争終戦後に13条、14条、15条の修正憲法により人種差別の撤廃を謳ったことや憲法解釈をめぐる最高裁と大統領の関係を判例を用いて解説されていたりと米国の憲法を通して自分の知らなかった憲法の 側面を知ることができました。 また、ルーツにあるのが欧州の列強各国から自国を防衛することを目的としていることも知ることができました。 日本では一度も改正されていませんが、独立から現在までの歴史の流れのなかで改正が行われたうえで第二次世界大戦終戦後の日本国憲法制定に至ったのではないかと感じました。 三権が改憲や解釈についてそれぞれ監視機能を持ち、米国では約230年のあいだ基本的な方針は変わらずにきたことも感じました。 10章にある日本国憲法と米国の憲法の考え方の違いは非常に興味深く、社会で解釈において悪いイメージがあることについて大きく考えの変わりました。 そして、憲法についてそれぞれが理解し、解釈を持つことが投票権を持つ国民として大事であり、そのための知識として一助となる一冊でした。

Posted by ブクログ

2017/12/18

アメリカにおける憲法の歴史についての本。日本の状況を客観的に再考するのにいいきっかけになると思う。ありきの前の歴史的な歩みといったところ。

Posted by ブクログ

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