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介護離職しない、させない
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 毎日新聞出版 |
発売年月日 | 2016/05/27 |
JAN | 9784620323817 |
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
握ったことも無かった母の手を何度も握れた。介護していなければ、こんなことは無かったことだと思います。
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急に訪れる親の介護。日々問題が生じる生活の中で、勤務の都合がつかず、理解も得られにくければ、確かに「この仕事は本当にやりたかった仕事じゃないかも→好きじゃない→辞めて楽になろう」と負の考えになってしまう気がした。そこで、一旦考えよう、相談しよう、というのがこの本の言いたいこと。考...
急に訪れる親の介護。日々問題が生じる生活の中で、勤務の都合がつかず、理解も得られにくければ、確かに「この仕事は本当にやりたかった仕事じゃないかも→好きじゃない→辞めて楽になろう」と負の考えになってしまう気がした。そこで、一旦考えよう、相談しよう、というのがこの本の言いたいこと。考えるといっても何のサービスを使うか、ではなくて、どんな風に親を支えたいか、自分はどう働いていきたいか目的を考える。そして職場に必ず相談する。 介護保険サービスを提供する側も、介護生活の苦労だけではなく、仕事や経済的負担、親族との関係性や今までの看取りの経験などいろんな方面の影響を受けていることを理解して支えていきたいと改めて意識した本でした。
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※このレビューにはネタバレを含みます
介護離職した元不動産ディヴェロッパーが書いた実録。 自分の体験談に終わらず、自身が立ち上げた介護者の会メンバーの意見を複数例紹介している。 まだ介護未経験だが、いまから覚悟しておきたいもの。 介護離職すると社会復帰が用意ではない、周囲の無理解と負担押しつけの圧力、在宅か入所かで異なるケアマネ、行政の介護支援。介護保険を払っているからと言って、自分がしっかりとサービスを検討しないといけないことを、あらためて学んだ。正直、生命保険を選ぶよりもややこしい。家族の協力が不可欠。 「要介護者は法律で守られるが、介護者は誰も守ってくれない」という言葉が、こころに突き刺さる。社会は弱者には優しいが、弱者を救おうとする普通の人間の弱さには気づけない。 【いざというときの介護初動マニュアル】 1.介護保険・介護サービス概要を熟知 ・インターネットの介護サイト(要支援介護者に医療診断書不要) ・介護サービスは介護保険料未納だと全額自己負担。納付者でも負担は原則1割発生。 ・介護サービスは要介護者の生活支援のため。介護者の家事を押し付けない。 ・介護サービスの種類 ・専門職(ヘルパー・訪問看護師・訪問リハビリ)の自宅訪問 ・施設(ディケセンターなど)へ通所 ・要介護者の住宅ごと変える ・ベッドやトイレを購入もしくはレンタル ・階段・玄関の手すり、段差解消などの工事 2.相談先を知る 1.市区町村役場の高齢福祉課 介護保険取扱窓口 2.地域包括ケアセンター ←わからなければ、とりあえずココ! 3.ケアマネジャー 4.介護者支援団体、介護の会 5.介護経験者 6.会社の人事部、総務部、ダイバーシティ推進室 3.介護のはじまり 家族申請;呂律が回らない、物忘れ激しいなどの兆候で専門家受診 病院から;事故で怪我、病気 通報から;警察へ「盗まれた」と駆け込む年寄り→警官が自治体へ連絡 4.地域包括ケアセンター初訪問 1.「介護が必要な人の」居住区の地域包括ケアセンターへ(平日17時まで) 2.要支援介護認定申請をする場合もあるので 「介護保険証の番号」「かっかりつけの主治医の氏名・医療機関名・所在地・電話番号」「個人番号」が必要!! 3.訪問前に、かならず電話で予約を 4.何をもとめて訪問するか? 訪問の目的は明確に! 相談先はエスパーではない 分からないことはわからないと伝える 「働き続けたい」「介護はしたことない」と、意思ははっきり伝える 5選択肢は二つ以上もらう 入所か在宅か、あとで親族と揉めるので、パターンは二つ以上示してもらう 6.不安点・困っていることは列挙 起床から就寝時までの自分の行動を把握、要介護者の行動と照合→不安点が明確になる 7.最後に、会社への報告は忘れず! 平日の休みや就業中の電話も必要なので。施設見学や専門家との調整で私用電話が多くなる。 【介護体験者の経験談がリアル】 入退院を繰り返す老親やきょうだいに振り回され、再就職できない。 親族から離職して介護に従事せよとの圧力。 仕事をしていない罪悪感、社会から置き去りにされた閉塞感、孤独。. 40代から60代の働きさかり世代の介護離職は、企業の大きな痛手。 経済面、精神面、そして肉体面での大負担。介護離職者のうち再就職できるのは4分の1程度。 介護者は誰にも守ってもらえない。要介護者と閉じ込められ、しまいには殺人に至る可能性も。 【仕事と介護の両立ポイント】 1.必ず、職場へ報告! 2.介護者仲間をつくる! 3.身体介護が極力避ける! 4.定期的にストレス発散! 【働く介護者が意識したい環境整備】 「家族・親族」;全員参加で、費用負担話し合い、定期的にルール見直し 「会社・職場」;会社の介護休暇や、時短制度、フレックス制度。隠れ介護なくす、経営者と管理職の理解、介護経験者の知恵と体験 「行政・地域」:老人医療費受給者証や高額療養費など 「医療・介護サービス」:費用対効果を考える 【仕事と介護の両立キーワード】 M=メンタル:自分と向き合う I=情報収集:自分の不安点。疑問点を解消しておく C=コスト :気力、体力、時間、お金の確保 「介護をやめる、手放す」のも愛ある判断。手に負えなければ、専門家に委ねてもいい
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