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逆襲、にっぽんの明るい奥さま 小学館文庫
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逆襲、にっぽんの明るい奥さま 小学館文庫

夏石鈴子(著者)

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逆襲、にっぽんの明るい奥さま 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2016/06/12
JAN 9784094063035

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商品レビュー

2.5

4件のお客様レビュー

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2024/03/26

「奥さま」の経験がないので、ここで登場する「奥さま」たちの姿は興味深くはあったけど、読み進めていくうちになかなかの闇も感じた。もちろんそんな「奥さま」もいるというのはわかっている。そしてそれ以上にすごかったのが著者の「奥さま」としてのこれまでをまとめたあとがきと解説であった…

Posted by ブクログ

2016/09/02

妻たちの物語。現状に抱く不満や納得できない扱いをまざまざと描き、やんわりとではなくハッキリとした感情があらわになっている。 どう自分を丸め込んでうまくやっていくか、ではなく、どう考え方を変えるか、行動を変えるか、なにを励みに乗り越えようとするか、そういう小さな気づきと前進に、読ん...

妻たちの物語。現状に抱く不満や納得できない扱いをまざまざと描き、やんわりとではなくハッキリとした感情があらわになっている。 どう自分を丸め込んでうまくやっていくか、ではなく、どう考え方を変えるか、行動を変えるか、なにを励みに乗り越えようとするか、そういう小さな気づきと前進に、読んでいる方も少しだけスカッとする。 夏石さんのダンナはたいへんなやっかい者だったらしく、やっと離婚できたんだとか。大きな変化と前進を経て、また新しい物語を書いてくれることに期待。

Posted by ブクログ

2016/07/15

夏石鈴子は、みんなちょっと心の隅に持ってはいるけど、口にするとちょっと恥ずかしい感情をすくい取るのがうまい。本書もそう。 いろいろな奥様の、口に出しては言えない、だけど小説という形でコッソリ覗いてみると「そうそう、いけないとは思いつつ、そう感じちゃう」がずらり。 しかも、ある短編...

夏石鈴子は、みんなちょっと心の隅に持ってはいるけど、口にするとちょっと恥ずかしい感情をすくい取るのがうまい。本書もそう。 いろいろな奥様の、口に出しては言えない、だけど小説という形でコッソリ覗いてみると「そうそう、いけないとは思いつつ、そう感じちゃう」がずらり。 しかも、ある短編の登場人物が別の短編に「わかってくれない他人」として登場して、両方に共感してしまう、という離れわざ。 相田みつをの「いいじゃない、人間だもの」に通じる「ダメさを抱えた人間という存在」への愛が感じられる。 あとがきで著者の壮絶な結婚生活(の破綻)の顛末が書かれているけど、良し悪しかも。そんなひどい人、もっと早く別れればよかったのに、と同情せざるをえない。

Posted by ブクログ

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