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知里幸恵物語 アイヌの「物語」を命がけで伝えた人 心のノンフィクション
定価 ¥1,760
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2016/06/01 |
JAN | 9784569785646 |
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知里幸恵物語
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明治36年に北海道のアイヌの娘として生まれて、口承文学だったアイヌの物語を書いて本として残した知里幸恵の伝記。 アイヌ民族は、北海道を中心に生活していた日本の先住民で、日本語とは異なる独自の言語を持っています。日本語を話す大和民族(和人)をアイヌの人たちは、隣人と言う意味のシサム...
明治36年に北海道のアイヌの娘として生まれて、口承文学だったアイヌの物語を書いて本として残した知里幸恵の伝記。 アイヌ民族は、北海道を中心に生活していた日本の先住民で、日本語とは異なる独自の言語を持っています。日本語を話す大和民族(和人)をアイヌの人たちは、隣人と言う意味のシサムと呼んでいたが、和人は、15c頃から、江戸、明治、大正、昭和まで、偏見と差別にさらしてきた。アイヌの人々は、文字を持たない。口伝えで物語を楽しんできた。幸恵の生きた頃も、アイヌの人達は、日本政府や和人から差別されていた。 学校でも、アイヌの人たちは差別に会う。小学校では先生でも差別する人がいた。 女学校の2年生の時に、言語、国語学者の金田一京助と出会う。交流が始まる。金田一のアイヌの伝承文学はすばらしいとの言葉に、幸恵は喜ぶ。それから、金田一と幸恵の交流が始まり、やがて、東京の金田一の家庭で本の出筆を始める。しかし、出版される前年に、心臓が悪かった幸恵は亡くなったかしまう。19歳だった。 アイヌの人たちが長らく差別されていた事が、悲しく苦しい。体が弱いながらも、勉学に励み家族と離れて旭川の母方の伯母マツと祖母モナシウクを助けた。根性がありすぎ。また、曾太郎と恋に落ちて、婚約までするのも、 早死にしたのは本人も周りも悔しかっただろうが、すばらしい人生だったのではないか。
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「アイヌ神謡集」を著した知里幸恵の生涯を描いた児童向けの伝記。大きな活字とふり仮名で読みやすく、子どもたちへの配慮が行き届いている。何より、知里幸恵を天才や偉人ではなく、さまざまな困難に立ち向かい、恋に悩み、進むべき道を探した少女としてとらえている。わずか19歳で亡くなるまで、ひ...
「アイヌ神謡集」を著した知里幸恵の生涯を描いた児童向けの伝記。大きな活字とふり仮名で読みやすく、子どもたちへの配慮が行き届いている。何より、知里幸恵を天才や偉人ではなく、さまざまな困難に立ち向かい、恋に悩み、進むべき道を探した少女としてとらえている。わずか19歳で亡くなるまで、ひたむきに生きた人生が感動を呼ぶ。
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北海道に行く前にぜひ読んでおきたい。 知里幸恵さんの人柄にひきこまれる。 子どもから大人まで、多くの人におすすめ。
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