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囀る魚
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 西村書店 |
| 発売年月日 | 2016/06/01 |
| JAN | 9784890137268 |
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囀る魚
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商品レビュー
3.5
16件のお客様レビュー
本好きのヤニスが ある日考え事しながら 歩いていると いつもと違う通りにでる そこには不思議な書店 自然に開く扉の向こうには 店主のリオ 『書物は天地創造に等しい』 というヤニスに 『書物が天地創造ならこの世界は 最高の本』 と答える そして時は遡り ロンドン1907年 アーサ...
本好きのヤニスが ある日考え事しながら 歩いていると いつもと違う通りにでる そこには不思議な書店 自然に開く扉の向こうには 店主のリオ 『書物は天地創造に等しい』 というヤニスに 『書物が天地創造ならこの世界は 最高の本』 と答える そして時は遡り ロンドン1907年 アーサー、フレッチャー、グラディス 殺人事件の場面になる そしてまた今度は海 1人の少女に出会う 言葉を持たない少女は 砂地に 『囀る魚』と書く ここまできてもうわけがわからない 物語をつぐむ上で 過去の作家たちも 迷い悩み 罪をも犯してきたらしい 謎の書店で語られること はたしてそこはどんな場所なのか 囀る魚とは何を意味するのか 過去の作家たちのエピソードは とても興味深いものがあるが‥ わかるようでわからない なんとも不思議な世界でした
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アテネにある古書店にいる 謎の魅力的な女性店主が語りかける 古今東西の作家や書籍 本の読み方や楽しみ方 独裁国家が本を恐れる理由 1冊の本が何千人もの命を奪った話 世界文学の邪道な楽しみ方 それらを聞いた男が、自然を見ながら 吟味し、熟考し、自身の糧としていく 本はまさに人生の糧 本が好きなら好きなほど、 刺さる文章があると思う 普段は、付箋とか貼らないけど、 この本は何十箇所も貼りたくなった 物語はそれら二人のやり取りだけでなく、 サスペンス要素もあり、 実在の作家 シェイクスピアやエドガー・アラン・ポー アーサー・コナン・ドイルや トルストイなども出てきて 更には神話の神々まで出てくる これだけゴチャついてたら、 失礼な言い方をすれば 凡作だったかもしれないけど、 女性店主と主人公とのくやり取りが、 物語の根幹ともいえる虚実の境界を とっぱらって名作へと昇華させている 文字は時を越える最強の力
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アテネの旧市街にある古書店の女主人リオと 青年ヤニスの物語 童話の主人公が登場したり リオが失踪したり コナンドイルやシェイクスピアなど 名だたる作家の秘密が暴かれたりと ちょっぴりのミステリーとファンタジー要素多めの 物語 そして本が好きな私にたくさんの痕跡を残してくれました...
アテネの旧市街にある古書店の女主人リオと 青年ヤニスの物語 童話の主人公が登場したり リオが失踪したり コナンドイルやシェイクスピアなど 名だたる作家の秘密が暴かれたりと ちょっぴりのミステリーとファンタジー要素多めの 物語 そして本が好きな私にたくさんの痕跡を残してくれました リオとヤニスの書物 文字 物語についての対話が 新しい読書体験へ向けて とても示唆に富んでいて 刺激的でもありました たとえば本の並べ方 はらぺこあおむしの絵本の隣に 害虫駆除の本があっても良い たとえば いろんな著名な本の描き始めだけ読む 読む場所 時期 時間を 本の内容に合わせてみる 本の余白にこそ 本当のメッセージが隠されている などなど 読み終えた今は 書物への深い敬意が芽生え より豊かな読書体験ができそうな 予感がしています 本に向き合う時は 今よりもっともっと自由に 想像力を働かせよう そうしたら 私にも囀る魚が見えるかもしれない! 一番好きなリオの言葉 読書は地平を開く
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