1,800円以上の注文で送料無料

桜の子 文研じゅべにーる
  • 中古
  • 書籍
  • 児童書
  • 1205-02-05

桜の子 文研じゅべにーる

陣崎草子(著者), 萩岩睦美

追加する に追加する

桜の子 文研じゅべにーる

定価 ¥1,430

220 定価より1,210円(84%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文研出版
発売年月日 2016/04/01
JAN 9784580823013

桜の子

¥220

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/05/31

陣崎草子さんの児童文学ですね。  「私の郷里を舞台に物語を書いてみませんか」編集者の生田悠さんがそういって、長野県の町や山をご案内くださったことから、この物語は生まれました。  と、歌人の陣崎草子は綴られています。そして、陣崎さんが、子供の頃に「いじめ」を受けられた体験も加味して...

陣崎草子さんの児童文学ですね。  「私の郷里を舞台に物語を書いてみませんか」編集者の生田悠さんがそういって、長野県の町や山をご案内くださったことから、この物語は生まれました。  と、歌人の陣崎草子は綴られています。そして、陣崎さんが、子供の頃に「いじめ」を受けられた体験も加味して、物語を紡がれています。  小学五年生の香衣(主人公)と糸子は幼なじみ。 香衣は元気な女の子だが引っ込み思案、糸子は家庭に問題があり自閉症ぎみの画を描くことが好きな女の子。糸子は性格から「いじめ」に合っているが、香衣は、何とかしたいのに何も出来ずにいる。  そんなある日、近所の神社で二人は、伝説の『桜の子』の悲しい話を神主さんから聴くことに!  糸子は実は『桜の子』が見えているらしい!糸子の描く絵は『桜の子』がモデルで、香衣はその素晴らしさに惹かれている。  香衣と糸子は『桜の子』の骨を探す事にするが…。  物語は難しい問題をテーマにして、もどかしい子供の「いじめ」と「虐待」を描かれています。  どちらかと言うと、私自身はこの手の主題は苦手ですが、児童文学と云うことで読んでみました。  陣崎さんは、ご自身の体験を網羅して難しい問題を暗くならないに描かれています。漫画家の萩岩睦美さん(1962年、福岡生まれ。漫画家、イラストレーター、絵本作家)が挿し絵で愛らしく包みます。  最後に、ホッとする作品ですが、ちょっと辛い読み物でした。

Posted by ブクログ