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高倉健インタヴューズ 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2016/05/07 |
JAN | 9784094700039 |
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高倉健インタヴューズ
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高倉健インタヴューズ
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1934年生まれ、東大を出て東映に入社した降旗康男監督が、本当のスターが身につけているものとして「カッコつけない真心」と言われています。そして、そんなスターが3人と。高倉健、美空ひばり、山口百恵!確かにどんなジャンルの人であれ、超一流の人には共通のことのように感じます。それにして...
1934年生まれ、東大を出て東映に入社した降旗康男監督が、本当のスターが身につけているものとして「カッコつけない真心」と言われています。そして、そんなスターが3人と。高倉健、美空ひばり、山口百恵!確かにどんなジャンルの人であれ、超一流の人には共通のことのように感じます。それにしても高倉健さんの「礼儀正しいきちんとした挨拶」は、もう感動の領域ですね。スターだけどスター的な振る舞いをしない健さんの「姿」があちこちに。映画にしか出演しなかった高倉健さん、205本の映画、言葉に尽くせない素晴らしさですね!
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1995年から18年に亘って行ってきた、高倉健及び高倉健と親しかった人々へのインタビューを纏めたものである。初出は、「プレジデント」、月刊「現代」、「BRIO」で(一部は書下ろし)、2012年に出版され、2016年文庫化。 本人以外のインタビュイーは、映画監督・降旗康男、東映社長...
1995年から18年に亘って行ってきた、高倉健及び高倉健と親しかった人々へのインタビューを纏めたものである。初出は、「プレジデント」、月刊「現代」、「BRIO」で(一部は書下ろし)、2012年に出版され、2016年文庫化。 本人以外のインタビュイーは、映画監督・降旗康男、東映社長(当時)・高岩淡、映画カメラマン・木村大作、録音技師・紅谷愃一、小林稔侍、伊集院静、宇崎竜童、等。 私は、1982~83年の「海峡」、「南極物語」、「居酒屋兆治」あたりを映画館で見ていた中間世代のファンの一人であるが、本書では、東映入社~任侠映画の時代からの様々なエピソードや本人の思いが語られている。 印象に残った件をいくつか挙げると、 (3年間で計185日、雪の中でロケを行った「八甲田山」を振り返って)「まわりの俳優さんは「高倉健が我慢してるんだから」と何も言わないでやってたところもあるよね。今になって思えば僕が代表して「こんなことはできません」と言えばよかったのかもしれないなあ。でも、言わないんだよ。僕には言えない。」 (木村大作の話)「あれだけ普段の生活から毅然としている人はいないよ。昔の侍の世界からひとり現代に現れたような人だな。葉隠れの精神のような、現代の日本人が忘れたことをたったひとり引き継いでいる人なんだ。」 (演技をする上で最も大切にしていることについて)「「気」じゃないでしょうか。いい映画、いい撮影現場には役者やスタッフが発する気が現れています。役者だけでも駄目なんだ。役者もスタッフも両方ともに気が入ってなきゃ。」 (人生で大切なものについて)「人生で大事なものはたったひとつ。心です」等 高倉健の魅力を充分に伝え、主演映画をもう一度見たいと思わせるインタビュー集となっている。 (2016年7月了)
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足元にもおよばない。爪の垢をせんじてもそのいきには全く到達できない。高倉健の映画をていねいにゆっくりと読破ならぬ観賞していきたい。
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