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残照 アリスの国の墓誌
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2016/05/20 |
JAN | 9784488027605 |
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残照
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商品レビュー
2.7
4件のお客様レビュー
アニメをあまり読まないせいで、少し、話が分かり難い所がある。 昔の実在の漫画家が、登場しているので、何処までが、写実的なのか?と、思いつつ読んだ。 亡くなった那珂氏の祖母の死が、墓に押しつぶされて焼死。 そして、密室殺人も猟奇的。 何度も、少し読んでは、又、読み出していたので...
アニメをあまり読まないせいで、少し、話が分かり難い所がある。 昔の実在の漫画家が、登場しているので、何処までが、写実的なのか?と、思いつつ読んだ。 亡くなった那珂氏の祖母の死が、墓に押しつぶされて焼死。 そして、密室殺人も猟奇的。 何度も、少し読んでは、又、読み出していたので、余計に、理解しがたい上に、小説は、那珂氏の幽霊的存在を作り上げて居り、その上に、時間の流れが、戦時中の話迄遡るので、分かり難かった。 私が、途中で、本を読むのを休憩したからかも・・・ デンスケの話が、登場した時に、丁度、北海道から「でんすけスイカ」が、送られて来て、笑ってしまった。 つい、他の事で、本を途中で、置いてしまうと、再度、読み直すことになるのは、やはり、年齢のせいか?・・・食い意地のせいか????(笑) もう少し、わかり易い流れの本であって欲しかった。
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「深夜の博覧会」「アリスの国の殺人」に続く、那珂一兵シリーズ完結編。 「アリスの国の殺人」から35年という設定なので那珂一兵は亡くなっていて、彼を偲んでスナック<蟻巣>が閉店する最後の夜を常連たちと語り合うという設定。 一兵が戦地から帰国した直後、祖母が密室状態で先祖の墓石に...
「深夜の博覧会」「アリスの国の殺人」に続く、那珂一兵シリーズ完結編。 「アリスの国の殺人」から35年という設定なので那珂一兵は亡くなっていて、彼を偲んでスナック<蟻巣>が閉店する最後の夜を常連たちと語り合うという設定。 一兵が戦地から帰国した直後、祖母が密室状態で先祖の墓石に押しつぶされて殺されるという事件。 一兵の漫画作品がテレビ放送されることになった時、面倒なプロデューサーと姉が密室で無理心中した事件。 この二つの事件を常連たち素人探偵がああでもないこうでもないと推理合戦を繰り広げる。 事件の構図やトリックなどは楽しめた。 ただ何しろ那珂一兵の家族関係というのが旧家の複雑さでドロドロしているし、特に二つ目の事件に関してはその凄惨さよりもその裏にある泥沼のような関係に辟易してしまった。 相変わらずマンガ史、アニメ史など辻さんのこれまでを振り返るような語りが多い。その辺が好きな人ならその部分だけでも楽しめるのかも知れないが、個人的にはあまり入り込めなかった。 「アリスの国の殺人」から35年という帯文句に惹かれて、前作の何かが伏線になっていてこの作品で新たな展開があるのかと思いきや、そこは全く関係なかったのも残念。 ただスナック<蟻巣>が舞台だということと、那珂一兵が話に出るというだけのことだった。 可能克郎が酔っては寝るという設定だけに「アリスの国~」の綿畑と何か関係があるのかと期待したのに、そっちも全く関係なかった。 結局このシリーズでそれなりに楽しめたのは「深夜の博覧会」だけだったなぁ。
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新宿ゴールデン街にあるバー『蟻巣』は、ミステリー好きの常連客がやってくる。そんな常連客たちによって真相が語られる、亡き漫画家に繋がるふたつの殺人事件。漫画好きの団塊の世代には、懐かしい漫画作品を思い出させるかも。
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