こっちの世界、あっちの世界 元東大病院医師と元裁判官が語る「生」と「死」

矢作直樹(著者), 稲葉耶季(著者)

• 販売会社／発売会社: マキノ出版
• 発売年月日: 2016/04/22
• JAN: 9784837672340

商品レビュー

2024/09/18

もっと裁判官で僧侶の稲葉さんと、元医師の矢作さんの対談。2人とも遠くに見えている理想の世界は同じ。日本人の精神性の高さについては共通認識。戦後日本は欧米化してしまったけど、元のよき姿に戻っていくんじゃないかと予感させる内容でした。
最後の章はインタービューアーなしに2人で話すパートがあるのですが、元裁判官だけに稲葉さんの矢作先生への質問の仕方にキレがある！

2017/05/03

「はじめに」で稲葉さんが書いているが、妙に意見が収束していく同調型の対談にはなっておらず、意見が違うところや対立するところが、そのままで終わっているところが、なんとも考えさせられる課題提起になっていて面白い。
矢作さんの考える「わが国の形」は、もう少し深く知りたいと思った。

2016/09/29

医師と僧侶という組合せでも興味深いのに、かたや魂スピリチュアルについて語る医師であり、かたや元裁判官という僧侶。これで面白くないはずがない。

それぞれの立場から見た世界の共通点と相違が垣間見えて興味深かったです。