君に届け(26) マーガレットC

椎名軽穂(著者)

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2016/05/25
• JAN: 9784088455761

商品レビュー

2022/05/09

謝ることって
自己満足なのかも知れないけど
謝らなければ始まらなかった
「ごめんなさい」の一言から
要らない言葉だったのかも知れないけど、
この言葉があることで
ようやく始めることができるんです。
忘れられないし、
忘れるつもりもないのだけど、
あの時間があったから
今の時間に繋がります。

2019/08/05

爽子と風早のケンカ。
仲直りまでの道のりが丁寧に描かれてる。
無事に仲直りの二人。
くるみが爽子家に勉強合宿に来る。
思いを抱えて、爽子に告げられるくるみの本音。
　ごめんなさい
けれど。
それを乗り越えて、爽子はくるみに背を押される。
大学に一緒に行こうと。
あやねがピンに惹かれていく様は本当に可愛い。

♪　そんな時代もあったねと
　　いつか話せる日が来るわ
　　　　　　　　　〜時代・中島みゆき〜
のワンフレーズを思い出しましたｗ

2018/04/26

前巻で初めてのケンカをしてから仲直りできてない主人公カップル。爽子が自分の言葉でハッキリ自分の思いを話せて、成長してるんだなーと思った。なんか親心みたいな気持ち。やっと風早くんと仲直り。後半はくるみちゃんが爽子の家に泊まりにくる。くるみちゃん爽子の事大好きじゃんね。ちょっと素直じゃないけどすごく伝わってきて可愛らしい。序盤でやらかしてしまった事をここまで1人で抱え込んでたんだなーと思うとくるみちゃんも不器用だけどいい子だなと思う。泣きながら謝る姿は意外すぎてなんか胸がきゅーっとした。最後はあやねちゃん、やっぱりピンきたね。ケントに1人じゃないと意味ないとか言ってたじゃないか、という思いは置いといてピンいいと思う。惹かれるのすごくわかる。