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世界が終わる夢を見る 名古屋外国語大学叢書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 名古屋外国語大学出版会 |
発売年月日 | 2015/12/01 |
JAN | 9784908523915 |
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世界が終わる夢を見る
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亀山郁夫 「世界が終わる夢を見る」 各作家の ドストエフスキー 体験についての対談、書評など 対談が成立しているのは 中村文則 氏だけ? 他は質疑応答な感じ。聞き方に問題あるのでは? 対談している作家の作品をドストエフスキーの二番煎じ創作みたいに感じさせる 対談は不調だが...
亀山郁夫 「世界が終わる夢を見る」 各作家の ドストエフスキー 体験についての対談、書評など 対談が成立しているのは 中村文則 氏だけ? 他は質疑応答な感じ。聞き方に問題あるのでは? 対談している作家の作品をドストエフスキーの二番煎じ創作みたいに感じさせる 対談は不調だが、ドストエフスキー論は好調。ドストエフスキー作品の主題を 黙過(神が自身の奇跡のために人間を見捨てる行為)とし、神の悪意や傍観者としての神 を示唆した点は 無神論や運命論より受け入れやすい 「罪と罰」は 現代社会の疎外感や他者の苦痛を感じない人間性をよく示しているように感じた *ドストエフスキーの世界は善とか悪ではなく、信じるか信じないか *「カラマーゾフの兄弟」には アリョーシャに代表されるロシア正教というセーフティネットがあるが、「罪と罰」にはない *弱肉強食意識が根底にある〜社会に受け入れられない人間の疎外感がテーマ ドストエフスキーがシベリア流刑を前に語った 人間の定義 は名言「人間はどんなことにでも慣れることができる存在だ。これが人間の最も適切な定義だと思う」 メインテーマとは異なるが下記は印象に残った *スーザンソンダク「他者の苦痛へのまなざし」 *村上春樹 エルサレムスピーチ「壁と卵」高くて固い壁があり、それにぶつかって壊れる卵があるとしたら、私は常に卵側に立つ〜卵が正しくないとしても。システムが我々を食い物にすることを許してはならない。システムに自己増殖を許してはならない
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