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入門国境学 領土、主権、イデオロギー 中公新書2366
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入門国境学 領土、主権、イデオロギー 中公新書2366

岩下明裕(著者)

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入門国境学 領土、主権、イデオロギー 中公新書2366

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2016/03/01
JAN 9784121023667

入門国境学

¥220

商品レビュー

4.3

10件のお客様レビュー

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2023/09/03

国境学という名がついているが地政学の一分野と捉えてよいのかな?国境付近の町や離島を旅行することの意義にはなるほどと思った。日本人が行かないと実効支配が進んでしまえのは確かだなと。 紛争の種であり、旅行者にとっては一大イベントの国境越え、なんだか想いをよせたくなるのは分かる。 当然...

国境学という名がついているが地政学の一分野と捉えてよいのかな?国境付近の町や離島を旅行することの意義にはなるほどと思った。日本人が行かないと実効支配が進んでしまえのは確かだなと。 紛争の種であり、旅行者にとっては一大イベントの国境越え、なんだか想いをよせたくなるのは分かる。 当然ながら国境の場所によって事情は様々で、歴史による拘束、文化の違い、資源の主張、人口動態、社会制度の違い、経済格差など、学問的な説明にはいろいろなありそうだ。

Posted by ブクログ

2019/06/10

終章で紹介されていた国境観光(ボーダーツーリズム)というアイデアに興味をひかれた。終章を読んでみて、国境がその地域に住む人びとの生活に与える意味を空間的に考えるという、ボーダースタディーズの知見が存分に発揮される発想だと思う。 6章では、国と国との関係を三角形や四角形で特徴づけ...

終章で紹介されていた国境観光(ボーダーツーリズム)というアイデアに興味をひかれた。終章を読んでみて、国境がその地域に住む人びとの生活に与える意味を空間的に考えるという、ボーダースタディーズの知見が存分に発揮される発想だと思う。 6章では、国と国との関係を三角形や四角形で特徴づけるモデルが紹介されているが、異なる三角関係の間にある関係を無視してしまって構わないのか?とやや疑問に感じた。それでも、分析の取っ掛かりとしては有用なのかもしれない。

Posted by ブクログ

2018/03/28

【あいだの視線】国や文化,そして民族の境界に焦点を当てるボーダー・スタディーズ(境界研究)を紹介した作品。数々の事例を紐解きながら,境界から眺める視点の重要性を訴えています。著者は,北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターで教授を務める岩下明裕。 あまり聞いたことがない学問だ...

【あいだの視線】国や文化,そして民族の境界に焦点を当てるボーダー・スタディーズ(境界研究)を紹介した作品。数々の事例を紐解きながら,境界から眺める視点の重要性を訴えています。著者は,北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターで教授を務める岩下明裕。 あまり聞いたことがない学問だったので,まず「こういう見方があるんだな」という点が知れただけでも大きな収穫。題名は「国境学」となっていますが,国と国との関係にとどまらない複眼的な関係をもボーダースタディーズが視野に入れていることがよくわかりました。 〜ボーダースタディーズ,つまり境界研究は,一つの空間がもつさまざまな彩りをその境界が重なりあう場所を通じて描きだすことで,単色に塗り込められた空間がそうではないこと,一つひとつの色合いをもつことを復元する。〜 入門書として☆5つ

Posted by ブクログ

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