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水の未来 グローバルリスクと日本 岩波新書1597
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2016/03/01 |
JAN | 9784004315971 |
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水の未来
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商品レビュー
4.5
7件のお客様レビュー
【社会基盤学科】ベストリーダー2024 第8位 東京大学にある本はこちら https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=2003313259
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【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB20903921
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平成30年度全日本高校模擬国連大会書類選考の課題図書。平成29年度と30年度で合わせて10校近くが入試の国語や小論文で使っている。確かに良書。もともとローカルな資源である水がなぜグローバルリスクとなるのか、バーチャルウォーターのデータとしての意味合い、SDGとの関連、気候変動のそ...
平成30年度全日本高校模擬国連大会書類選考の課題図書。平成29年度と30年度で合わせて10校近くが入試の国語や小論文で使っている。確かに良書。もともとローカルな資源である水がなぜグローバルリスクとなるのか、バーチャルウォーターのデータとしての意味合い、SDGとの関連、気候変動のその他の諸問題も含めての緩和策と適応策など、多岐にわたる分野の理解が一気に進む感がある。水問題とはどこかの誰かの水を奪って先進国が使いすぎている、ではなく、社会的基盤の不足と看破、言い切る説得力。 「日本における水分野の適応策」で述べられていることはこの夏の西日本豪雨で、地方自治体が作った浸水マップと岡山県真備町の被害状況がほぼ一致していたことや、大雨の際の行動リストを住民が共有していた愛媛県大洲市の一地区では犠牲者が出なかった事象などと見事に符合する。 8月31日日経新聞電子版「渇水リスク、企業に危機感 世界的猛暑で使用量削減へ」では企業が水削減努力を特に水不足リスクの高い国にある自社工場から始めるなどの取り組みが紹介されており、この本に書かれてある研究機関や専門家の研究調査結果が企業の戦略に活用されていることが伺われる。 同じく最近他紙でも水害リスクに対する適応策がハード面とソフト面に分けて詳しく特集されていた。 2016年出版。タイムリーなトピックのタイムリーな出版。タイムリーに読めて良かった。
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