1,800円以上の注文で送料無料

ささやかで大きな嘘(下) 創元推理文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

ささやかで大きな嘘(下) 創元推理文庫

リアーン・モリアーティ(著者), 和爾桃子(訳者)

追加する に追加する

ささやかで大きな嘘(下) 創元推理文庫

定価 ¥1,210

¥220 定価より990円(81%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2016/04/22
JAN 9784488297053

ささやかで大きな嘘(下)

¥220

商品レビュー

3.9

8件のお客様レビュー

レビューを投稿

2020/12/29

あーーーそっちかーーーって感じです 上巻はそれぞれに闇を抱えるママ友たちが描かれ、下巻で全てが明らかになるという… 書き方が斬新で面白かったし、ミステリーというよりは子持ち女性の心理をうまく描いた本って印象でした。面白かった!

Posted by ブクログ

2019/10/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本ではオーストラリアを舞台に日常の中で来る広げられるドラマが鮮やかに描かれている。 最終的に事件は起きるのだけれども、各章、毎ページで起きているいろいろな出来事が全体として本にドラマ性を与え、最後まであきさせないストーリー展開になっていると思った。 映像ドラマのほうもぜひ見てみたい。

Posted by ブクログ

2018/11/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

その時、いったい何が起きたのか? 誰が被害者で、誰が加害者なのか? フーダニットでもハウダニットでもなく、現代版パット・マガーとでも言うべき、巧みなホワットダニット構成。ややアンフェアな点がある気もするが、女同士の共感やらドタバタ騒ぎやらで読者の気を逸らしつつ、終盤に意外な事実を明らかにする手際はなかなか巧い。  ただ、ひとつ残念に思ったのは、各章の終わりに挟まれる関係者へのインタビュー。主要キャラ以外の様々な人物が、目撃談と称して自分勝手な意見、憶測、噂、当てこすりを述べる様がユーモラスで、箸休めな部分もあるのだが、これを聞き取るインタビュアーが主要人物の一人であるとか、意外な人物だったみたいな設定を盛っておかなかったのは実にもったいない。そうした趣向があれば、疑惑と中傷にまみれた地方都市を描き、語り手の意外性でなお驚かすという意味で、それこそヒラリー・ウォーの『この町の誰かが』のオーストラリア/園ママ版という位置付けの作品にも成り得た筈なのに。   ともあれ、これだけの分量を読ませるページターナーぶりは、なるほどニューヨークタイムズベストセラー一位作品である。同じくオーストラリア出身のニコール・キッドマンが映像化権を獲得したというのも納得。 その後、パット・マガーの『四人の女』の新装版が創元推理文庫で再刊されたが、これが本作と同じく、ものの見事にバルコニーを舞台にしたホワットダニットのようで、これは確信犯ですね。しかし、1950年の作品を参考にした作品が現代に書かれるとは少々驚き。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品