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防諜捜査
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2016/04/20 |
JAN | 9784163904412 |
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商品レビュー
3.4
19件のお客様レビュー
公安捜査官倉島警部補シリーズ第5弾。以前のメンバーを集めて、ロシア絡みの犯罪を追う。なんかすっかりチームリーダーやね。今野さんはこういうチームの話もそれぞれのメンバーが個性を発揮してなかなか楽しい
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公安の倉島警部補シリーズです 倉島手をし広げすぎじゃない?っていう いや何人育てるつもりや!自分の面倒も見られんのに!(偉そう) このシリーズはなんか最初にW主人公みたいな感じで始まったんだけど、またそうなりそうな予感 伊藤の成長が著しい 倉島追い抜きそうな勢い 次回伊藤目線で...
公安の倉島警部補シリーズです 倉島手をし広げすぎじゃない?っていう いや何人育てるつもりや!自分の面倒も見られんのに!(偉そう) このシリーズはなんか最初にW主人公みたいな感じで始まったんだけど、またそうなりそうな予感 伊藤の成長が著しい 倉島追い抜きそうな勢い 次回伊藤目線で物語がすすみそうだこれw
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公安刑事・倉島シリーズ第五作。 前作でチームを組んだ四人…伊藤(地味だが優秀)・片桐(やる気満々)・白崎(元刑事だけに刑事視点)・西本(倉島にライバル心を燃やす)が再び集結。そこに片桐と同じ公安機動捜索隊の松島(一生懸命)も加わり、結構な大所帯。 今回はロシア人女性が駅のホーム...
公安刑事・倉島シリーズ第五作。 前作でチームを組んだ四人…伊藤(地味だが優秀)・片桐(やる気満々)・白崎(元刑事だけに刑事視点)・西本(倉島にライバル心を燃やす)が再び集結。そこに片桐と同じ公安機動捜索隊の松島(一生懸命)も加わり、結構な大所帯。 今回はロシア人女性が駅のホームから転落死した事件を追う。 当初は自殺か事故と見られていたのだが、ある中学校教師の証言でロシアからの暗殺者による殺人ではないかという見方が出てくる。 例によってロシア大使館の三等書記官・コソラポフから情報を得ようとする倉島だが、彼の反応は鈍い。 それではとロシア人女性の周辺を探ると、彼女が二人の男性と付き合っていたことが分かる。 その一人は石油エネルギー会社の管理職。 日本とロシアには過去石油パイプラインを建設する計画があったのだが、それが関係しているのか。 今野さんの作品なので、今回もミステリーとしては複雑ではない。伊藤の『まるで、幽霊を追っかけているようだ』というセリフやコソラポフの『そんな似顔絵を用意しても無駄だ』というセリフなど大きなヒントとなる言葉もある。 このシリーズの読みどころとしては公安警察官という立場ならではの事件の見方、捜査方法、そして最終的な落とし所だろうか。 刑事警察なら徹底的に事件の真相を突き止め、犯人を逮捕し、その動機や手口などを追及し送検する。しかし公安警察にとってはそこは重要ではない。 典型的な言葉が公安総務課長から出てくる。 『その事案は、国家の危機に関わることなのでしょうか?』 『作業のための工作費は、国のために使われなければなりません。(中略)その行動は、すべて国家のためでなければならないのです』 つまり刑事警察が国民一人ひとりのために動いているとするならば、公安警察は国家のために動いている。そして事件の解決にしてもそれが国家のためであれば目を瞑る部分があったり逆に徹底的に潰すところもある。 ただしここでいう『国家』とは『国家権力』や政治のことではなく、まさしく国そのもの。最終的にはやはり国民一人ひとりのためということになるだろうか。 しかし実は課長にこの言葉を向けられた時点では、この事件が『国家の危機に関わる』事案かどうかは分かっていない。それでも倉島は彼の経験と公安警察官としての感覚から該当すると答える。公安警察官に限ったことではないが感覚や人脈や行動などの様々なアンテナを張り巡らせることの重要さを感じる。 前作のレビューでも書いたが、倉島は他の公安警察ものとは違って割とオープンにさらけ出す。情報取引にしても明かすところは明かすし、その上での信頼関係によって必要な情報を引き出したり読み取ったりする。そうした姿勢は好感が持てる。 今回は新たに入館管理局とも信頼関係が出来たようだ。 それにしてもヴィクトルとの死闘が伝説になって、倉島の名前がこんなに有名になっているとは。公安警察官なのに目立って良いのかとちょっと心配になるが、そこをどう逆手に取って今後の仕事に活かすのかも期待するところ。 西本が安積班シリーズでいう相楽みたいになってちょっと心配だったが、ラストで良い雰囲気に。 今後が楽しみなシリーズだがこの作品以降は書かれていない。他の作品で忙しすぎて手が回らないのだろうが、こちらも忘れずに続編を書いて欲しい。 ※シリーズ作品レビュー 「アクティブ・メジャーズ」 https://booklog.jp/users/fuku2828/archives/1/4163823700
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