ママでもできる！生徒さんが途切れないおうち教室をはじめる本 あなたもサロネーゼになれる！

桔梗有香子(著者), 西尾暁子(著者)

• 販売会社／発売会社: ソシム
• 発売年月日: 2016/03/25
• JAN: 9784802610414

商品レビュー

2024/02/21

図書館で見つけた本。
おうち教室を始めたい方にとっては、一通りのことが網羅されているので、とても役立つ本だと思う。

個人的には、おうち教室を始める気は全くなかったが、
自分で事業を持ち開業すると言う点では知っていることもあったものの、復習や勉強になることがたくさんあった。

家で開業してる人をサローネーゼと言うことも知らなかった。
講師の気配り術みたいなものはおもしろかった。

【心に残った言葉】
・田舎だから何もできない、ではなく、田舎の女子をもっと楽しませてやろう！と思った

【勉強になったこと】
・事業用印鑑を持っておくと便利
　丸印、角印、住所印があるとよい
　丸印の大きさは直径15〜16.5mmくらいがよい

・人気教室であることを示す演出をしよう。(嘘は良くないが、定員に対し満席と書くと人気の講師に見える。)

・新規の方には安心感、リピーターの方には特別感を
リピーターさんに「〇〇さんは、今日が初めてのレッスンなので、道具の場所などいろいろ教えてあげてくださいね」と、お願いしたり、
新規の方に「〇〇さんは1年以上通ってくださるので、わからないことがあれば聞いてみてくださいね」
特に新規の方が手持ち無沙汰にならないように
3つ先の行動を　
(例:①お手洗いはこちらです。ご自由に使ってください
②今日はあと2人ママさんが来られますよ
③お着替えが終わったら、よかったら、作品集を見られてください)

・レッスン時間を守る(はじめもおわりも)

スムーズに帰っていただくために
「あと10分で終わりなので、そろそろ片付けましょう」
「あと2つ絞ったら終わりにしましょう」
「では、以上もちまして、本日のレッスンは終了です。お越しだきありがとうございました。」
「お忘れ物ないですか？」

・生徒さんは褒めて伸ばす

・説得力を持たせる言い方
ポイントは◯つ
今から大切なことを説明します
とっておきの裏技です

2017/02/27

[墨田区図書館]

題名通り、自宅での起業=サロネーゼを目指す人への指針となる心得書のような本。図書館でふとみかけて、借りてきてみた。

大半は多少具体性もあるものの、心得(人数が少ないうちは自宅開講もあり、家族への気遣いも必要、公私の時間や道具&金銭関係は全て分ける、起業前から宣伝、ブログを始めFBやインスタも活用、起業したら会費&レッスン予約とキャンセル方法&レッスン前後のメール、、、)に近いものなので、あまり意識することなく読み流したり、強いて言えば失念しないようにメモ&簡易マニュアルがわりにできるくらいの内容だったけれども、

途中の「確定申告」や「白色&青色申告」や、「開業申請」とその時の業種によって必要となる資格などは、こういう部分がブラック(全く未知の世界の話)なんだよなーと思いながら読んでいた。

もし少しでも具体的に開業を考えるのであれば、一度この本を導入と現状見直しとして読み、それでも具体的に進みたければ、筆者のサロネーゼ論(協会)などを参考にしつつ、読んでもピンと来ない部分は別書でより詳細に調べたりしてかかれば不安がないだろうな、使えそうと感じた一冊。