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日本その日その日(2) 東洋文庫172
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日本その日その日(2) 東洋文庫172

エドワード・シルヴェスター・モース(著者), 石川欣一(訳者)

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日本その日その日(2) 東洋文庫172

定価 ¥2,530

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 1970/10/10
JAN 9784582801729

日本その日その日(2)

¥1,375

商品レビュー

4.7

3件のお客様レビュー

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2019/02/26
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※このレビューにはネタバレを含みます

大森貝塚を発見したモースの日本滞在中のメモをまとめた本の2巻目。散文的に日本の明治11年の風俗が書かれているが、面白いのは当時の庶民の風俗は江戸時代の継続であるということ。彼が書いたスケッチなどにはチョンマゲ姿の人たちも結構出てくる。明治維新以降ザンギリ髪が急速に広まったのかと思っていたが、庶民はまだまだチョンマゲもいたようだ。 彼が書いた風俗から何のことを言っているのか想像するのも楽しい。例えば「老人が子供に米の粉・鶏卵・砂糖の混合物を入れたものをコップに入れて子供たちに売り、小さなブリキの匙を貸す。子供たちはそれを少しずつストーブの上に広げて料理し、出来上がると掻き取って自分が食べたり、」というのはおそらく「もんじゃ焼き」の一種だと思われ、それっておそらく江戸時代がらあったのではないかと想像する。 また今回はアイヌの風俗も描かれていて同時期のイザベラ・バードの本と比べてみるのも面白いかも。。

Posted by ブクログ

2014/08/01

外人教員としての仕事、北海道への旅、6カ月の帰国後の東京での生活九州への旅の鹿児島まで。 1巻に比べ 日本の火消しに関して認識を改める。 日本食も問題なく食べられるようになる。

Posted by ブクログ

2014/01/01

『日本その日その日』第二巻 (九)大学の仕事 (十)大森に於ける古代の陶器と貝塚 (十一)六ヶ月後の東京 (十二)北方の島 蝦夷 (十三)アイヌ (十四)函館及び東京への帰還 (十五)日本の一と冬 (十六)長崎と鹿児島とへ 十一章からは、日本への二度目の来訪の記録にあたる。 ...

『日本その日その日』第二巻 (九)大学の仕事 (十)大森に於ける古代の陶器と貝塚 (十一)六ヶ月後の東京 (十二)北方の島 蝦夷 (十三)アイヌ (十四)函館及び東京への帰還 (十五)日本の一と冬 (十六)長崎と鹿児島とへ 十一章からは、日本への二度目の来訪の記録にあたる。 二度目の来訪で、北へ旅行し、また、長崎と鹿児島へも足を伸ばす。 日々の記録の中で、日本の生活を細かく書き留めつつ、 貝を熱心に採集する様子が透けて見えるのが面白い。 蝸牛も一生懸命探している。北海道の森で蝸牛を探していたら、 遠くからアイヌの人に身振り手振りで合図を送られて、 あまり熱心に送られるものだから、 アイヌの人の大事な墓を荒らしてるのかと思って立ち去った。 後で何だったのか確認したら、 熊が出たから毒矢の罠を仕掛けてあって危ない、ということだったそう。 毒矢の罠の位置を、アイヌの人もしっかり覚えてなかったから、 近寄るに近寄れなかったそうである。 こういった面白いエピソードが淡々とユーモラスに語られる。 「これ等に対して私もまた丁寧にお辞儀をしかえした。 練習の結果、私は日本風のお辞儀が大層上手になっていたのである。」 一巻では、日本人がするお辞儀は、自分がやると腰が折れそうだと 驚いてたが、できるようになっている。 それに日本食にも慣れてきたらしい。 三巻も楽しみ。

Posted by ブクログ

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