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こんなわたしで、ごめんなさい 実業之日本社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 実業之日本社 |
発売年月日 | 2016/04/06 |
JAN | 9784408552873 |
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こんなわたしで、ごめんなさい
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商品レビュー
3.4
11件のお客様レビュー
居乳である故、現実的な不便さと男女から向けられる無縁りょな視線に悩む女性。婚約者の不倫を問い詰めたら逆切れして婚約解消。不倫相手と仲良くなり、どういうわけか結婚相手の紹介を受ける女。。自分と同年代なのに若作りでは済まないフリフリのお姫様衣装を着る弟の嫁への不快感。それが払しょくさ...
居乳である故、現実的な不便さと男女から向けられる無縁りょな視線に悩む女性。婚約者の不倫を問い詰めたら逆切れして婚約解消。不倫相手と仲良くなり、どういうわけか結婚相手の紹介を受ける女。。自分と同年代なのに若作りでは済まないフリフリのお姫様衣装を着る弟の嫁への不快感。それが払しょくされる瞬間、ブスである自分を認め、美人なのにおどおどとしている友人を真の美人に仕立てることに夢中になる女性日本人が美徳をする和を以て貴しとなすができな女性 結婚願望はあり、見かけによらず恋は多いのに不毛なこうばかり。既婚の友人に叱咤され形を整える 様々な女性の物語が楽しい
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大好きな平さんの痛快コメディ7編。 今回も、「いるいる、こんな奴!」ってリアリティをとことん攻めてくれる話ばかりで嬉しい☆ とくに気に入った話は以下↓ 『婚活の外へ』 もはや(私の中限定で)共感の嵐!笑 「そんなおとなしそうな顔してるけど、あなただって、計算してるでしょ。小宮山さんの条件のよさは手放すには惜しいから、迷うのよね。でも、本当に計算高い女なら、迷ったりしない。迷うってことは、あなた、小宮山さんのこと好きになれないのよ。〈後略〉」(31頁) うっ図星。でも何を基準に選ぶのが正解か分からないんだもん、しょうがない。 だけどセリフのとおり、“好きになれない相手”とだけは結婚しない方がいい気がする…。 〝思い返すと、一番ムカついたのは、彼が正しさを発揮したときだ。〟(35頁) そう!そして、正しさを否定する自分はなんて狭量なやつなんだ~って自己嫌悪になっちゃう。 しかーし!この作品は私に答えをくれた。 正しさの中に必ずしも愛があるとは限らないし、正しさが人を傷つけることもあるってことをね!! …っていうか、小宮山さんは絶対“いい人”じゃないでしょ。“正しさ”を人に押し付けるのはもう、正しい行いとはいえないもん。(それに本当は偏見まみれの人だし) まぁ、彼はその後いい奥さんとの出会いで改心(?)したようだが。 やっぱり出会いは人を変えるのね♪ 『どうか小さな幸せを』 〝だって、もしかしたら、この人は違うかもしれないじゃない?〟と淡い期待を持たせておいて…「僕も豊中さんの胸、こそっと気にしてました〈後略〉」…からの、〝ブルータスよ、おまえもか。〟で盛大に吹いたw コンプレックスって、結局は自分自身の劣等感との闘いなのかな…。 せめて一人でも「そこがいいよ」って言ってくれる人がいたら、それだけで単純に救われちゃう気もするけど…難しいかな? 『自然の法則に従って』 〝そうだよ。結婚に求めるものは、生活の安定なんかじゃない。総合的な愛よ。家族愛よ。〟(158頁) 愛だけでは結婚できないとか,結婚と恋愛は別とか,将来のことを考えて結婚すべきだとか… 色々な意見があると思うけど、「結婚とは何ぞや?」はもう、この一節に尽きるんじゃないかと思えるぐらい納得。 話そのものもすごく面白かった!
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短編集で特に20代後半30代の女性にはどれか刺さるのお話があるんじゃないかと思う。 大人になると自分の悪い所を面と向かって指摘してくれる人はほとんどいなくなるし、この本がかわりに言ってくれたような、ザクザク刺さる言葉ばかりだった。価値観が凝り固まらないように生きていきたい。 ...
短編集で特に20代後半30代の女性にはどれか刺さるのお話があるんじゃないかと思う。 大人になると自分の悪い所を面と向かって指摘してくれる人はほとんどいなくなるし、この本がかわりに言ってくれたような、ザクザク刺さる言葉ばかりだった。価値観が凝り固まらないように生きていきたい。 一方で気持ちを肯定してくれるお話もあって、パワフルな女性も出てきて元気でる。
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