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ハプスブルク帝国、最後の皇太子 激動の20世紀欧州を生き抜いたオットー大公の生涯 朝日選書944
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2016/04/08 |
JAN | 9784022630445 |
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ハプスブルク帝国、最後の皇太子
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
現代ヨーロッパ史、いや現代世界史を個人(ただし庶民ではない)の視点から、また政治家としての視点で切り取った素晴らしい一冊。激動の時代を生き抜いてきたから語れる言葉の数々に、学ぶところが多い。 歴史「を」学ぶのではなく、歴史「から」学べとはよく言われるが、まさにオットー大公の言動が...
現代ヨーロッパ史、いや現代世界史を個人(ただし庶民ではない)の視点から、また政治家としての視点で切り取った素晴らしい一冊。激動の時代を生き抜いてきたから語れる言葉の数々に、学ぶところが多い。 歴史「を」学ぶのではなく、歴史「から」学べとはよく言われるが、まさにオットー大公の言動がそれである。 ただ小説ではなく伝記のため、いささか唐突に終わる。もちろん人生にオチなどないのでそれが普通なのだが、まだ続きがあると思って頁をめくってすぐ終わってしまったので、そこが残念、もっと読みたかったとの感想を込めて、星をひとつ減らした。
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王室に生まれたのは望んだことではないとしても、その責を懸命に果たそうと奮闘したオットー・フォン・ハプスブルグ=ロートリンゲンの生涯を追う。 ナチスドイツに占領され、一度は地図から消えたオーストリアの復興を願いつつ、亡命に次ぐ亡命を繰り返し、アメリカのルーズベルトやイギリスのチャ...
王室に生まれたのは望んだことではないとしても、その責を懸命に果たそうと奮闘したオットー・フォン・ハプスブルグ=ロートリンゲンの生涯を追う。 ナチスドイツに占領され、一度は地図から消えたオーストリアの復興を願いつつ、亡命に次ぐ亡命を繰り返し、アメリカのルーズベルトやイギリスのチャーチルといった面々と粘り強く交渉を進め、ソ連や国内の反対勢力とも戦いつつ戦後にドイツの傀儡でなく、自立した国家としてオーストリアを取り戻した。 のみならずベルリンの壁崩壊に繋がるパン・ヨーロッパ・ピクニックを画策するなど、戦後もヨーロッパの精神的な統合に尽力した。 わずか4歳で皇太子となったが、ただ翻弄されるだけのボンボンではない、その責を十分に理解し全うした生き様は、それ自体が欧州現代史でもある。 続きが気になって慌しく読み通してしまったが、改めてしっかりと順を追って読んでいきたい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
[奔走の一生涯]ハプスブルク帝国にとって最後の皇太子となったオットー大公の劇的な生涯を綴った作品。祖国を追われながらもオーストリアの独立のために奔走し,戦後は欧州連合のためにも貢献した数奇な生涯が描かれています。著者は,ウィーン市民として金の栄誉賞を授けられているエーリッヒ・ファイグル。訳者は,20年以上にわたってドイツでの勤務を経験してきた北村佳子。 まさに生涯が大河ドラマ。オットー大公の理想主義的かつ現実主義的な政治哲学にも共感するところが多かったです。また,第一次世界大戦から冷戦終結までの欧州情勢を,オーストリアという(あまり多くの日本人が普段は意識しない)視点から覗けることも魅力的。 〜あえて一言で言えば,私には最終的な拒否は存在しません。というのも,私が長い政治家としての人生から何かを学んだとしたら,それは政治の世界には二つの言葉,「決して(し)ない」という言葉と,「恒久的な(永遠に)」という言葉は見当たらないとうことです。「恒久的な」のは神であり,歴史を少しでも知る人であればおわかりでしょうが,その根本法則は変化です。〜 とある書評で見かけましたが☆5つ
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