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死んだライオン ハヤカワ文庫NV
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2016/04/08 |
JAN | 9784150413750 |
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死んだライオン
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死んだライオン
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「窓際のスパイ」の続編。最初にバスの中で殺害されたディッキー・ボウの謎があり、ボウが追った人物の目的などを探るために今回も追い出し部屋(泥沼の家)のスパイらが活躍する。登場人物が多く、それぞれが持っている野望が渦巻く中で、ボウが残した「蝉」というメッセージが最後に大きな意味を持ってくる。泥沼の家のリヴァーは前作での駅で騒動を上回る騒動を本作で引き起こすが、それも伏線の一つに過ぎない。いろなことが最後には集約されていくスリルを楽しめる。
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人の恨みは果てしなく、死ぬまで纏わり憑く。 戦時中に拉致し拷問にかけた本人が、その目の前で「蝉」(心臓麻痺)にやられた。ロシア、イギリスでのスパイ工作は互いに罠を仕掛け、囮をかけ、相手を揺さぶり、スパイを引き出す。元スパイが昔の恨みから同僚のスパイを死へと追い込む。現代でも繰り返...
人の恨みは果てしなく、死ぬまで纏わり憑く。 戦時中に拉致し拷問にかけた本人が、その目の前で「蝉」(心臓麻痺)にやられた。ロシア、イギリスでのスパイ工作は互いに罠を仕掛け、囮をかけ、相手を揺さぶり、スパイを引き出す。元スパイが昔の恨みから同僚のスパイを死へと追い込む。現代でも繰り返しながらスパイを見つけ出しているに違いない。
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失敗から閑職に追いやられた落ちこぼれスパイ(遅い馬)たちの活躍を描く第二作目。 今回はかつて英国の下っ端のスパイだった老人が心臓発作を起こしてバス内で無くなったことに端を発し、それが旧ソ連時代、ベルリンの壁崩壊時に生き残る場を探して西側で冬眠することになったKGBスパイの残党(蝉...
失敗から閑職に追いやられた落ちこぼれスパイ(遅い馬)たちの活躍を描く第二作目。 今回はかつて英国の下っ端のスパイだった老人が心臓発作を起こしてバス内で無くなったことに端を発し、それが旧ソ連時代、ベルリンの壁崩壊時に生き残る場を探して西側で冬眠することになったKGBスパイの残党(蝉)の捜索に発展していく。 読み終わって振り返ってみると、結構ページ数の多い作品なのだが、最初の半分はほとんど動きがなく、死んだ老スパイの地味な背景調査とロシアの要人警備の話。それでもぐいぐい読ませる。 主要な登場人物、泥沼の家ので長であるジャクソン・ラム、遅い馬の一人リヴァー・カードライト、同じく遅い馬のメンバーであるミン・ハーパー、 とルイーザ・ガイのペア。この四名、三つのグループの行動が、短くカットされ乍交互に描かれていくので、場面切り替えの多さがテンポの良さを生んでいるのかもしれない。 個人的には後半の真相が大きく広げた風呂敷が少ししぼんでしまったかに見えるのが残念。 でも、いじめっ子キャラのスパイダー・ウェブが罰が当たって瀕死の重症を負ったから良しとする。きっと死なずに生き残って、自作でも意地悪してくるに違いない。、
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