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とりかえ・ばや(9) フラワーCアルファ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2016/05/10 |
JAN | 9784091383976 |
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とりかえ・ばや(9)
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商品レビュー
3.7
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
父院のもとで静養中の東宮のもとに忍んできた睡蓮が見つかり、大事に。危機を打開するために、沙羅と睡蓮は、帝に説明するために参内する。 雪の中を行く牛車や雪化粧の庭園に臨む簀子縁に座る姉弟の後姿がとても美しく描かれていて素敵です。 この場面はとても好き。雪の日の寒さと帝に呼ばれて入った室内の炉の暖かさが視覚的に感じられ、また曇天の薄暗さと灯りの明るさの対比など、とても丁寧に表現されているから。 続く沙羅の懺悔シーンは、仕事の出来るイケメン上司が、女性部下の仕事のミスを叱責しつつも、「キツイこと言ってごめん」と抱きしめるような展開となり…。ま、いーよいーよ、この人何をしても許される身分だし。 左大臣家を守るため、帝の指示で、睡蓮は官位を返上し、都を落ちる。(光源氏も取った策ですな) 見送る左大臣家の人々。東の方だけでなく、沙羅の母の西の方までいる。ほんとチーム左大臣家だわ。(睡蓮の乗る馬も頭下げててかわいい) 前巻で沙羅に拒絶された帝は、前巻ほどあからさまに行動するのではなく、この巻では秘めた恋心を静かに、でも強く燃やしていて株が上がる。沙羅の言った「入内できない嘘の理由」を信じていて、「愛すればこそ妃にしない」というスタンスに痺れます。 この巻では、石蕗と右大臣家の四の姫のエピソードもあって、石蕗の長いプレゼンが流れ的にもたつくので、星四つです。
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睡蓮と女東宮の恋は、「源氏物語」の須磨めいた試練の展開に! 石蕗はついに年貢を納めましたね。四の姫が幸せそうで、めでたしめでたし。 鞍馬山で何やら陰謀の匂いが!
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東宮に会いに来た睡蓮、捕まってしまって大事に… 庇い立てする沙羅に東宮。 しかし、事が公になってしまった以上何も無しにはゆかず。 帝の采配で、睡蓮は自ら位を返上、都を離れ蟄居。 東宮が都に戻り、沙羅も尚侍を廃し蟄居を願い出る。 自宅に戻る沙羅。 そこで四の姫が睡蓮と離縁、再婚すると聞き及ぶが。 石蕗が動き、四の姫とようやく落ち着く事となる。 沙羅は実家で母から「女の作法」を仕込まれる。 そんな中、桜の宴が催され四の姫も招かれていて。 沙羅と言葉をかわし、去っていく。 菖蒲の節句時、東宮は体調を崩し臥せっている。 新たに男性の東宮をたてる事を決意した帝。 沙羅は東宮の平癒祈願のため、鞍馬山へ。 そこで聞いたのは「女性東宮廃止派一派の蜜事」で。 同時期には新東宮の事で式部の卿の宮が画策中。 実家に戻り、沙羅は宮中に戻りたいと母親に告げる。 それは・・・ 東宮の尚侍に戻れず、帝の尚侍になるという事だった。 雨降って地固まるという言葉を思い出した。 跡目争いって怖いなー と思いつつ、 沙羅はいい感じで近づいていて。 睡蓮、早く帰ってこーい!
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