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潜入 生活保護の闇現場 貧困ビジネス施設「ユニティー出発」と闘った900日 ナックルズ選書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ミリオン出版 |
発売年月日 | 2016/03/25 |
JAN | 9784813022671 |
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潜入 生活保護の闇現場
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
「貧困ビジネス」の現場に潜入した男が書いたルポルタージュ。 筆者は仕事を辞め、2年ほど海外と日本を行き来しつつ旅行をして暮らし、所持金がわずかとなったところで、求人フリーペーパーから住みこみの建設業とあった会社に連絡を取る。 埼玉にあったその会社の面接で、「不況だから建設業...
「貧困ビジネス」の現場に潜入した男が書いたルポルタージュ。 筆者は仕事を辞め、2年ほど海外と日本を行き来しつつ旅行をして暮らし、所持金がわずかとなったところで、求人フリーペーパーから住みこみの建設業とあった会社に連絡を取る。 埼玉にあったその会社の面接で、「不況だから建設業の仕事はない。 生活保護を受けてみないか?」との打診を受ける。 「貧困ビジネス」とは新宿や上野のホームレスをスカウトしたり、上記のように嘘の求人で集めた人達に1人2畳ほどの部屋と食事を与えて生活保護を受けさせ、2万円ほどを小遣いとして渡す以外はすべて生活保護費を集めるビジネス。 生活保護受給者は現在260万人ほどいて、支払われている保護費は約4兆円。これは国の税収約40兆円の一割にあたる。 「貧困ビジネス」の仕組みやどんな人達が集まっているのか、そして経営者の人柄などが知れてとても勉強になった。 毎日500円の小遣いをもらって3食食べ、「楽だからいいや」と暮らしてる人々の姿は、あきれるのを通り越して恐ろしさを感じた。 今現在日本が抱えている問題の一つを認識するのに、とてもためになる本です。3時間くらいで読めます。
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内容はすべて正直に書かれていてすごく面白い。ただ、結論としてユニティーはホームレスのためにすごくなっているし、当事者たちは被害を受けたと思っていない、とあるが、そりゃ自分たちが働いて得たお金を盗られたわけではないからそういう気持ちは強くないだろう。 生活保護は働ける身体の人に対しては就労にたどり着くまで生活を支援するもの。働く気をなくさせ、生活保護費を手に入れるために、「就職活動をせずに不採用とウソを書け」と指示。アパートで自立した人が結局自立できないほど怠けた心を育てている。生活保護費は税金から出ているし、ユニティーは脱税もしている。 被害者は存在している。税金を払っている国民だ。そこを作者は結論で直視すべきだと思う。
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貧困ビジネス自体にはとりわけ違法性はなく、必要とする人がいるのも事実。 人助けは理屈ではないし、正論でもない。 慈善事業であっても、たった1人を助けられないのなら、話にならない。 根底にある思惑はどうであれ、それが結果として路上にいる人達の救済になっていたのかもしれない… ...
貧困ビジネス自体にはとりわけ違法性はなく、必要とする人がいるのも事実。 人助けは理屈ではないし、正論でもない。 慈善事業であっても、たった1人を助けられないのなら、話にならない。 根底にある思惑はどうであれ、それが結果として路上にいる人達の救済になっていたのかもしれない… たった今、路上で寒さに震えている人を救済できるのであれば、それは“必要悪”として存在する価値があるのではないか。 本文より。
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