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暴力と富と資本主義 なぜ国家はグローバル化が進んでも消滅しないのか
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2016/03/26 |
JAN | 9784047318823 |
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暴力と富と資本主義
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商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
封建制度から臣下には貨幣による俸給を与える制度への転換、それに火器の発達が加わって中央集権が進み、国家が圧倒的な軍事力を持つことによって合法的な暴力の独占が可能となり、近代国家が生まれたという冒頭の部分が入試に出ていた。なるほどと納得して興味を持ち通し読みをした。 グローバル化は領土に紐づけられた国家という枠そのものを否定するのではなく、その上の構造を変化させているとあった。 現在進行形のウクライナへの侵攻を考えるにあたって、この考え方を反映させることができるのではないかと思った。でもそもそもロシアはウクライナを主権国家として認めていないので、違うんだろうな。
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近代では国家だけが暴力を専有していること。それは強力な火力の兵器がもたらしたこと。今後も国家は暴力を管理、行使する存在としてあり続けること。
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