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コーイチは、高く飛んだ
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 宝島社 |
発売年月日 | 2016/03/11 |
JAN | 9784800253217 |
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コーイチは、高く飛んだ
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商品レビュー
3.6
18件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
高校生体操選手の競技人生を描く物語。 なんだか、家族を思う気持ちとか、競技へ向けた思いとか、とても美しいのだけれど、なんともやりきれない気分になる話だった。切ない。そこかしこに散りばめられた小さな悪意だったり、ちょっとした不運だったり。 どんでん返しの辻堂さんなので、似奈はきっと助かるのだろうなとは思っていたけれど、願わくばもう少し明るい結末がよかった。最後の幸市の演技がまた切ない。つらい。 毎年送ってくる贈り物を父親がそこまで忌み嫌うとか、あまりに頑なに体操を拒む態度には、少し納得いかない。思い出したくないのだろうけど、娘が一生懸命作ったものだし、息子の存在自体を子どもたちに隠すのもなんだか不自然。 なんだか、体操競技って怖いなと思ってしまった。有名な体操選手たちが大事故なしに生きているのも、奇跡かもしれない。
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※このレビューにはネタバレを含みます
現代の「私」視点と、過去の「幸市」視点で交互に語られる。現代パートがあるために、過去の語りに不穏さを感じつつ読み進む。 「私」が誰かがポイントの一つ。 そこを勘違いして読んでいたので、途中から違和感を覚え、ああそうかと読み返す。 最後に吹っ切った幸市の行動が悲しい。
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まんまと叙述トリックにしてやられた。ちょっと切ないストーリーだったけれど、その分人生のままならなさやそれでも前を向いて生きていく尊さなどを感じられた。ちょっと酸味のあるさわやかな読後感。
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