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日本その日その日(1) 東洋文庫171
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日本その日その日(1) 東洋文庫171

エドワード・シルヴェスター・モース(著者), 石川欣一(訳者)

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日本その日その日(1) 東洋文庫171

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 1970/09/15
JAN 9784582801712

日本その日その日(1)

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商品レビュー

4.6

5件のお客様レビュー

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2019/02/11
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※このレビューにはネタバレを含みます

大森貝塚を発見したアメリカ人モースが明治10年に来日してからのメモをまとめたものをまとめた「Japan Day by Day、1917」の翻訳(昭和4年)の復刻版。 時代は明治なので江戸時代にはなかった人力車や新しい建物なども出てくるが、当時の庶民の生活(イベントや道具などなど)をスケッチと共に記述しており、それらはおそらく江戸時代にもこうだったに違いないと思われる。 江戸時代はあまりにも日常なので誰も敢えて書いていないというような事まで描かれている。外国人としては見慣れない事、彼の故郷のアメリカと比べて違う事が、彼の鋭い観察眼で、上手くはないがよく特徴を捉えたスケッチと共に説明されているので、非常に面白い。

Posted by ブクログ

2014/06/15

明治初期の日本が科学者の目を通して具体的に親愛を込めて描かれている。220に及ぶ自筆のスケッチの挿絵があまりにも素晴らしい! その頃の日本人の正直さ、無邪気さ、芸術的センスを誉めちぎっている。

Posted by ブクログ

2013/10/06

この本は、1877年に、腕足類(貝)の研究のために日本にやってきた、 エドワード・シルベスター・モースというアメリカ人が、日本逗留の間に、 西洋近代化していく途上にある、日本のくらしを丁寧に書き留めたもの。 モースというと、大森貝塚を発見したことで有名ですが、この本は、 彼の丁...

この本は、1877年に、腕足類(貝)の研究のために日本にやってきた、 エドワード・シルベスター・モースというアメリカ人が、日本逗留の間に、 西洋近代化していく途上にある、日本のくらしを丁寧に書き留めたもの。 モースというと、大森貝塚を発見したことで有名ですが、この本は、 彼の丁寧で、客観的で、自ら試してみる好奇心にあふれた視点から、 当時の日本の生活を知ることができる、 とても面白くてページをめくるのが楽しい一冊。 東洋文庫の『日本その日その日』は、全三巻あり、一巻目は、 (一)一八七七年の日本-横浜と東京 (二)日光への旅 (三)日光の諸寺院と山の村落 (四)再び東京へ (五)大学の教授職と江ノ島の実験所 (六)漁村の生活 (七)江ノ島に於る採集 (八)日本に於る生活 の八章からなる。 モースは三回にわたって来日しており、 この巻は第一回目の来日の前半、大体6月から9月あたりまでのようです。 日本の当時のくらしが、日本の外から来た人間により、 好奇心に満ち、客観的な描写で書かれます。 スケッチが大量に掲載されており、視覚的にわかりやすい上に、 モースの人柄が偲ばれます。 現代に生きている自分にとっては、当時異邦人だったモースと、 同様の視点に立って過去の日本を眺めることができるように思います。 ひとつ面白いことは、緒言の部分で、 「常に、君の心から新奇さの印象が消えぬ内に書き始めよ。 そうでないと、最初に君の注意を引いた特異な事物も、 記録するに足らぬ物であるかのように思われやすい。…」ということを、 モースは引用しているのですが、 小泉八雲も「東洋の土を踏んだ日」の中で、 「ぜひとも早い機会に第一印象を書き留めておいたらいい」 「何しろ、最初の印象なぞ、たちまちに消えてしまう。 しかも一度消えたら最後、二度と戻ってきはしない。…」と 助言を受けたことを書いていることです。 こうして新鮮さを失わないうちに、そして丁寧に好意を持って、 日本の過去を書き留めた人がいたことで、 今、その当時の人々のくらしを鮮やかに知ることができるというのは、 とても感動的なことだと思います。 一つ一つの面白いポイントは書ききれないけれども、 特殊な知識なしにも読め、ところどころ笑ってしまう所もあり、 モースにとても興味がわいて好感を持つ本です。 (そして今(2013年9月14日(土)~12月8日(日))なら江戸東京博物館で 「明治のこころ モースが見た庶民のくらし」 http://www.asahi.com/event/morse2013/ をやっている。)

Posted by ブクログ

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