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GRANTA JAPAN with 早稲田文学(03)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2016/02/01 |
JAN | 9784152096050 |
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商品レビュー
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3件のお客様レビュー
文芸誌であり、本号は「Best of Young Japanese Novelists」という名の特集を組んでいる。川上未映子、村田紗耶香、米澤穂信、西加奈子、朝井リョウなどといった、有名な作家の短編が並んでいるが、それらを読みたくて本書を入手したわけではない。 ラッタウット・ラ...
文芸誌であり、本号は「Best of Young Japanese Novelists」という名の特集を組んでいる。川上未映子、村田紗耶香、米澤穂信、西加奈子、朝井リョウなどといった、有名な作家の短編が並んでいるが、それらを読みたくて本書を入手したわけではない。 ラッタウット・ラープルチャルーンサップ(以下、"ラッタウット")という作家が13ページほどの「駐車場係」という名の短編を書いている。この作家の作品が読みたくて、本書を入手したのだ。ラッタウットは、タイ人の作家で、ハヤカワから「観光」という題名の短編集を出している。私は、この「観光」という短編集が大好きで、ラッタウットの他の作品を読みたくて色々と調べて、彼が本誌に短編を書いていることを知り、手にとってみたものである。 私にとっては、期待を裏切らない面白い短編だった。 バンコク郊外の昔は盛況(今はさびれている)レストランの駐車場係をしている若者と、その仲間が主人公の短編である。彼らはこのレストランの若いオーナーからプライドを傷つけられ、ある種の叛乱行為を行うが、結局は、あまり愉快な目には合わない、というか、警察に捕まり職を失うことになることが暗示されたところで小説は終わる。 タイは貧富の差が激しい国だ。学問や教育によって、ある程度、社会階層を登っていくことは可能な程度には機会の平等性は開かれているが、そういったことはなかなか難しい。この小説の主人公たちも、貧困から抜け出せないでいるし、また、勤めているレストランもさびれ、雇用の安定性すら損なわれようとしている。一方で、レストランの若いオーナーは、自分では何の努力もせずに、親からレストランを相続し、毎晩、仲間たち、女たちと、ベンツやBMWを乗り回している。そして、そのような格差が、簡単に埋まるものではないことを暗示して小説は終わるのである。残念というか、残酷な小説である。 私はタイで5年間勤務した経験がある。この小説の舞台になっている、「バンナ・トラット」というバンコクから南東の方向に延びる高速道路もよく使っていたので、懐かしさも感じながら小説を読んだ。上記に示した埋まらない格差、残酷さの切れ端も、何度も目撃している。そういった救いようのなさを、それでも、最後は諧謔味のある締めくくり方をしている。筆者の、こういった、なかなか報われないが、それでも頑張っている人たちへの共感に、心を動かされた。 ラッタウットは、もう1つだけ短編小説を書いているが、今は小説家としての活動は行っていないという情報を読んだ。残念だけど、もう1つの小説を早く読み、これまでの小説を読み返すことで、ラッタウットの作品を味わいたい。
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「元気な肛門」って表現でわんわん泣いた。繰り返し読んで泣いた。読んでは泣き、読んでは泣き、泣いては読み、だった。飼い主にとって、ペットイコール元気な肛門。言葉を置き換えてもいい。 これは西加奈子とか津村記久子とか、松田青子とか川上未映子とか村田沙耶香とか、他のもすごく楽しみにして...
「元気な肛門」って表現でわんわん泣いた。繰り返し読んで泣いた。読んでは泣き、読んでは泣き、泣いては読み、だった。飼い主にとって、ペットイコール元気な肛門。言葉を置き換えてもいい。 これは西加奈子とか津村記久子とか、松田青子とか川上未映子とか村田沙耶香とか、他のもすごく楽しみにしてたけど、それもよかったのだけど、滝口悠生がベスト。
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米澤穂信「竹の子姫」読了。米澤穂信先生のイラストでまずやられて本文でさらにやられた……愛なんだよ……そうだ、私は「茄子のよう」が好きだったのだ……
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