
- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1221-04-03
恭一郎と七人の叔母

定価 ¥1,760
220円 定価より1,540円(87%)おトク
獲得ポイント2P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2016/03/01 |
JAN | 9784198641269 |
- 書籍
- 書籍
恭一郎と七人の叔母
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
恭一郎と七人の叔母
¥220
在庫なし
商品レビュー
3.3
35件のお客様レビュー
ブレのない七人の叔母それぞれのしたたかさうつす恭一郎は/素直で、やさしく、ルックスもまあまあよく、ほどほどに裕福な家の跡取り候補、それでいて目立たず、誰からも好かれ、他者を理解することに達者で、賢く、友人たちや教師、大人たちからの信頼も厚く、なんでもできそうで、なんでもわかりそう...
ブレのない七人の叔母それぞれのしたたかさうつす恭一郎は/素直で、やさしく、ルックスもまあまあよく、ほどほどに裕福な家の跡取り候補、それでいて目立たず、誰からも好かれ、他者を理解することに達者で、賢く、友人たちや教師、大人たちからの信頼も厚く、なんでもできそうで、なんでもわかりそうな更屋恭一郎くんが、いかにしてできあがったか/基本説明文で成り立っている。ある意味叙事詩的かも。 ■簡単なメモ ・恭一郎が誰か女性に更屋家の叔母たちについて説明しているという態。だれにでもホイホイ語るとも思えないので結婚する予定の相手かと? ・子供にとっては良くないと思える環境が逆に良い影響を与えることもあるだろう。(p.72) ・「あなたの善意ってときどき神様のように傲慢なときがあるから気をつけてね。過ぎた行動は身を滅ぼすって何かで読んだ」(p.75) ・「愛なんて一緒になれば自然と生まれてくるものよ」(p.110) 【さき子】更屋原史(もとし)とトワの長女。恭一郎の母。夫が亡くなり実家に戻る。 【志乃子】更屋原史とトワの次女。夫は歯科医。浮気した。 【万紗子と美津子】更屋原史とトワの三女と四女で何から何までそっくりな双子。「まーさおばさん」と「みっつおばさん」。姉妹の中でも最も謎な生物。二人で骨董店「八螺叉骨董/やらさ」を経営している。姉の万紗子は双子兄弟の弟で大学教授、吉田厚雄と、妹の美津子は双子兄弟の兄ので飲食店経営者、吉田満男と結婚した。原史の弟で釣り堀「簡治釣堀」を営む放蕩息子、簡治と、原史の妹で小料理店数店を営む糸と遺産の骨董品のことで少し揉めた。 【与糸子/よしこ】更屋原史とトワの五女。堅物で他の姉妹とそりが合わない。なんでも一人でできたせいで姉妹の中では目立たない存在。とにかく勉強が好きで性格が良く、数学教師になった。同僚だった体育教師、井上順次が一目惚れして結婚した。 【加世子】更屋原史とトワの六女。地味な自分を自覚していたがいつでもどこでも人生を楽しむことのできる人。ご近所にある興勝寺の菅田妙子(美男僧の陣清さんと〈永遠の美貌〉と呼ばれた人気女優、中田理津子の間にできた非常に愛らしい少女で後に女優になった)ととても仲がよかった。彼女を護るためさまざまな戦略を立てるしたたかさを持っていた。大手電機メーカーの御曹司に見初められ結婚した。 【喜美子】更屋原史とトワの七女。先天的に男好きのするタイプ。幼少の頃からずっと他の誰か(男女問わず)肌を密着させたい欲求を持っている。転職は夜のお仕事だと早いうちから決めていたフシがある。実業家で女好きの田島邦和をパトロンにするつもりが相手が気に入って妻となった。 【末恵子】更屋原史とトワの八女。幼い頃から絵の才能を見せたのでそれを伸ばすために原史はかなり特別扱いをした。
Posted by
七人の叔母、物語るには多すぎるけど、それをすんなり読ませてしまうのが小路幸也なんだな。物語としてはどうってことのない物語なんだけど、最後まで読んじゃう。
Posted by
前から図書館で借りようと思ってたがタイミングがなくて、今回時間が出来たので借りました 様々な登場人物が出てきて楽しめた
Posted by