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イサの氾濫
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イサの氾濫

木村友祐(著者)

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イサの氾濫

定価 ¥1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 未来社
発売年月日 2016/03/01
JAN 9784624601195

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商品レビュー

4.3

5件のお客様レビュー

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2021/10/14

八戸ブックセンターで特集棚が有ったので知った作家さんです。そうか、地元の作家さんだから推されていたんですね。それすら意識せず手に取りました。 東京で上手く生きることが出来ていない主人公が、乱暴者だったが自分には優しかった叔父のイサと自分を重ね、自分の陥っている言葉に出来ない怒りと...

八戸ブックセンターで特集棚が有ったので知った作家さんです。そうか、地元の作家さんだから推されていたんですね。それすら意識せず手に取りました。 東京で上手く生きることが出来ていない主人公が、乱暴者だったが自分には優しかった叔父のイサと自分を重ね、自分の陥っている言葉に出来ない怒りと、東日本大震災で世間から浴びせられる無責任な「がんばれ」に対する表現し難い怒り。それを暴発させるのですが、正直ピンと来なかったです。わかったふりをするのは容易いのですが、何故自分の境遇と東日本大震災への怒りがリンクするのかよく分からなかったです。

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2019/10/09

東日本大地震後の青森・八戸。 P13 いつも決まって見る夢のなかに、 なぜか突然、「叔父」が現れるようになったのだ。 将司は、父に叔父・勇雄(イサ)の話を聴くため 東京から故郷の八戸に帰ってきた。 父は、将司に 「なぁして地震の片づけの手伝いさこながったのよ」と言う。 震災後...

東日本大地震後の青森・八戸。 P13 いつも決まって見る夢のなかに、 なぜか突然、「叔父」が現れるようになったのだ。 将司は、父に叔父・勇雄(イサ)の話を聴くため 東京から故郷の八戸に帰ってきた。 父は、将司に 「なぁして地震の片づけの手伝いさこながったのよ」と言う。 震災後、親子でさえ埋められない溝がある。 P50 「東北人は、無言の民せ」 それでもイサはいつも怒っていた。 私は「がんばれニッポン」 その言葉に違和感を抱きながら過ごしていた。 そんなことで、みなと辛さを共有していると思いたかったのかもしれない。 併録「埋み火」 タキオの静かな怒りが悲しい。

Posted by ブクログ

2018/10/09

地方出身で東京で働いていた者として、しかも故郷が被災地だったりするところに、どこか同じ思いもあるような気がした。

Posted by ブクログ