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謎解き『ハムレット』名作のあかし ちくま学芸文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
| 発売年月日 | 2016/03/01 |
| JAN | 9784480097194 |
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謎解き『ハムレット』名作のあかし
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謎解き『ハムレット』名作のあかし
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
この作品は、シェイクスピアの名作『ハムレット』を正統派の視点から深く掘り下げた解説書であり、河合先生の鋭い分析が光ります。ハムレットが単なる優柔不断な青年ではなく、情熱と理性の間で葛藤しながら高貴な選択を模索する姿を描き出しています。時代背景や歴史的な視点を織り交ぜ、彼が生きたルネサンス期の人々の感性を反映させることで、物語の奥深さを明らかにしています。また、様々な解釈が存在する中で、河合先生の主張は特に説得力があり、ハムレットの真の姿を理解する手助けとなります。シェイクスピアが残した謎を現代に生きる私たちが解き明かそうとする姿勢が、作品全体に新たな魅力を与えています。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
2026.6.1市立図書館 4月のはじめに読んだブルボン小林「有名人の愛読書」のなかで堺雅人の愛読書として紹介されていて、そのうち読もうと思ってたら5月にハムレットを観劇することになり、連休前にすぐに図書館に予約を入れたけれど、たったひとりの順番待ちがなかなか回ってこないまま観劇...
2026.6.1市立図書館 4月のはじめに読んだブルボン小林「有名人の愛読書」のなかで堺雅人の愛読書として紹介されていて、そのうち読もうと思ってたら5月にハムレットを観劇することになり、連休前にすぐに図書館に予約を入れたけれど、たったひとりの順番待ちがなかなか回ってこないまま観劇は終了し月末になってやっと順番が来た。 ハムレットは「復讐を実行に移せない優柔不断で虚弱な哲学青年」という印象をもたれてきたが、それはロマン主義が作り上げた虚像であり、シェイクスピアの他の作品や同時代の作品、当時の世相なども援用して、ハムレットは運命に立ち向かい戦う、ヘラクレスたろうとした青年だと読める、という話。 2000年に書き下ろしで刊行され、2003年の野村萬斎ハムレットは河合祥一郎と翻訳をつくりあげたものだというので、21世紀のハムレットはどれも多少はこの論考を意識したものになっているのだろう。 先日はじめてみたハムレット(八代目染五郎、ルヴォー演出)もまさにこういう議論も踏まえた役作り・演出だったと思われるが(観劇で私自身が考えたことと近い解釈が多かった)、読み終わるともう一度みたくなる。あと、解説で語られてる野村萬斎演出ハムレットってその後実現したのだろうか?
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ロマン主義が生んだ、優柔不断で青白い哲学青年というハムレットのイメージを、根底から覆す新しい解釈。ヘラクレスになろうとするハムレット。亡霊の正体、生きるべきか死ぬべきか、尼寺へ行けなど劇中のいくつかの謎について、これまでの文献にもあたりながら、独自の解釈で解き明かしていく。
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以前、「100分de名著」でも解説を担当された河合先生。正統派によるハムレット解釈である。盛んな見方でいまだに我々を悩ませるこの偉大な名作を、時代背景や歴史観を織り込み、精緻に分析している。(“シェイクスピア愛”が強いのも特徴)ハムレットは、世に言われるような“優柔不断な男”では...
以前、「100分de名著」でも解説を担当された河合先生。正統派によるハムレット解釈である。盛んな見方でいまだに我々を悩ませるこの偉大な名作を、時代背景や歴史観を織り込み、精緻に分析している。(“シェイクスピア愛”が強いのも特徴)ハムレットは、世に言われるような“優柔不断な男”ではない、情熱と理性の間でいかなる決断が気高い選択となるのかを迷っていたのだと先生は解説する。彼は世界観や宗教観の変わり目に登場した近代人だったというのだ、なるほど。 また、この時代の人たちの“事実より真実”という感性にも言及し、心の目(=真実)に映ったのが“王の亡霊”であリ、それを疑い模索しながら、“気高い生き方”を見つけようとするプロセスが「ハムレット」という物語だと語る。決してぐずぐず思い悩む王子様の話ではない。 私が大学の講義で聞いたジョン・ドーバー・ウィルソンの「ハムレットで何が起こるか」では、『すべてはハムレットの幻覚であり、叔父クローディアスは無実』というW.グレッグの斬新な論文が紹介されている。またフランスの批評家バイヤールは“新犯人はハムレット”とまで飛躍させる。この物語の持つ魔力のなせるワザなのだろう。河合先生は、そんな解釈も荒唐無稽であると一蹴。 真相は、それこそシェイクスピアに聞かないと判らないだろうが、いずれにしても異説に触れる前に、河合先生の正統派の解釈を学ぶべきと思う。 それにしても、400年以上も昔にシェイクスピアが残した謎々をこうしていまだに解けずにいるなんて!
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