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首都消失(下) ハルキ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 1998/05/18 |
JAN | 9784894564039 |
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首都消失(下)
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商品レビュー
3.1
9件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
新型コロナウイルスのパンデミックで、『復活の日』が脚光を浴び、その関係であろう、重版されたものを早速購入した。大映の映画版は、”雲”を排除するため人類が知恵と技術を結集するが、原作小説では為す術なく、いつの間にか”雲”が消えてしまう、という終わり方。原作のラストの方が、余韻があって好きだなぁ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
さすがに、為替市場、株式市場を語れば、別要素の作品になるからか?、本書では触れられない。 諸外国の干渉も、80年代という設定もあるが、最小限です。情報社会となった現代に置き換えてみたら、どう変わってくるのか、外国の干渉(米国の代替統治)みたいなものは、あり得るのかもしれない、けど。 これも80年代だからでしょうか、日本に残る革命思想、労働団体の影響が垣間見える。その是非はともかく、この40年間に失ってしまったものをあらためて数えさせられる。 臨時政府は、東京なしで新しい門出を迎える。 しかし、私たちは、東京なしで生活できるのか、疑問が残る。明治以降、文化の中心・集約地は東京で、あらゆるものが集約され培養され醗酵していった。明治から令和にかけて刻んだすべての歴史がほとんど東京に集積されている気がする。もし、東京なしの日本が旅立った時、きっとそれは今の日本とは全く違ったものに違いない、と、感じる。 最終的に「雲」は国際的な調査が進められ、一種の観測機器?と判断される。が、ある日突然「雲」は消失する予感を残す。
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読み始めたきっかけは、NHKでやっていた首都直下地震特集。実は上巻を読んで下巻を放置していたのだけれど、10年以上越しに読む事にした。上巻は、いきなりの事態にパニックになっている様子と、雲の基本的な性質が中心で、首都消失シミュレーション感はあまりない。 で、下巻は少しシミュレーシ...
読み始めたきっかけは、NHKでやっていた首都直下地震特集。実は上巻を読んで下巻を放置していたのだけれど、10年以上越しに読む事にした。上巻は、いきなりの事態にパニックになっている様子と、雲の基本的な性質が中心で、首都消失シミュレーション感はあまりない。 で、下巻は少しシミュレーション感が出てくる。しかし、地方の人たちの出来が良すぎる感じがした。現実でも地方の人の方が、中央の政治家より質がいいのかもしれないが、ポンコツな方がリアルな気がした。御都合主義にも思えてしまった。時代の違い、あるいは、作者が日本人の気概みたいなものを、信じているからだという気がする。 軍事面が強く出てくるが、細かい軍艦とかはよく分からず、ついていくのが大変だった。 正直、首都消失シミュレーション要素より、雲の謎解きの部分の方が面白かった。 読み始めたきっかけがキッカケなので星2で。 以下、印象に残ったところ。 首都消失の一番の損害は、人を失った事だという事。 田宮の九州弁が軽妙で面白かったとですよ。
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