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変化大名 山手樹一郎長編時代小説全集 33 春陽文庫33
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 春陽堂書店 |
発売年月日 | 1978/10/25 |
JAN | 9784394101338 |
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変化大名
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福知山藩では、藩主の国久をさしおいて、国家老の大和田外記が実権をにぎっていました。彼は、藩主の奥方のお楽の身をほしいままにし、若殿の徳之助を狂人だときめつけて座敷牢に閉じ込めます。 やがて座敷牢を抜け出した徳之助は、「福は内福太郎」と名乗り、女スリ師の弁天お咲と出会います。彼は...
福知山藩では、藩主の国久をさしおいて、国家老の大和田外記が実権をにぎっていました。彼は、藩主の奥方のお楽の身をほしいままにし、若殿の徳之助を狂人だときめつけて座敷牢に閉じ込めます。 やがて座敷牢を抜け出した徳之助は、「福は内福太郎」と名乗り、女スリ師の弁天お咲と出会います。彼は若殿だったときに、腰元のお沢を寵愛していましたが、彼が失脚したあと、お沢は福乃屋という料理屋に身を寄せます。そんな彼女のもとへ福太郎が現われ、お沢は彼との再会をよろこんだのもつかのま、外記の息子の小弥太が福太郎を亡き者にしてお沢を自分のものにしようとたくらみます。 一方、外記とその一味のもとに、「復讐鬼」を名乗る人物からの脅迫状がとどけられます。かつて無実の罪を着せられた油屋弥右衛門の息子である弥太郎が、父の恨みを晴らすために彼らに対する復讐を遂げようとしていたのです。外記の周囲の者たちが次々に復讐鬼の手に落ち、さらに福太郎の婚約者であった清姫までもがかどわかされることになります。 福太郎と外記、そして復讐鬼の三すくみの構図でストーリーが展開していきますが、のんびりしている福太郎の活躍の機会はすくなく、もっぱら外記たちの悪だくみがあばかれていく復讐劇を見とどける役割にとどまっているような印象があります。
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