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江戸の虹 山手樹一郎長編時代小説全集 25 春陽文庫25
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江戸の虹 山手樹一郎長編時代小説全集 25 春陽文庫25

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江戸の虹 山手樹一郎長編時代小説全集 25 春陽文庫25

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 春陽堂書店
発売年月日 1977/11/10
JAN 9784394101253

江戸の虹

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2024/11/01

鳥羽伏見の戦いで幕府方について戦った志賀仙三郎は、隊長の江村靱負の最期を看取り、遺族にその形見をとどけるために江戸へ向かいます。しかし、仙三郎は気づいていませんでしたが、じつは江村を鉄砲で撃ったのは、彼の甥にあたる正義隊の中垣錦之助でした。彼は江村の娘の鶴枝と結婚し、江村家の養子...

鳥羽伏見の戦いで幕府方について戦った志賀仙三郎は、隊長の江村靱負の最期を看取り、遺族にその形見をとどけるために江戸へ向かいます。しかし、仙三郎は気づいていませんでしたが、じつは江村を鉄砲で撃ったのは、彼の甥にあたる正義隊の中垣錦之助でした。彼は江村の娘の鶴枝と結婚し、江村家の養子となることをもくろんでいたのです。中垣は、仙三郎の口から真実が明るみに出ることをおそれ、友人の藤田十三郎とともに仙三郎の口を封じる機会をねらいます。 一方で仙三郎は、官軍の菊川菊太郎と名乗る男に命を救われていました。そして仙三郎は江戸へ向かう途中、菊太郎の姉で近江屋の女主人を務めるお蘭と知りあいます。お蘭は、戊辰戦争のさなかに五千丁の銃を入手したために幕府軍に目をつけられ、仙三郎たちに協力することになります。 著者の作品には、主人公が複数のヒロインに好意を寄せられ、悲劇的な結末を迎えるものも多いのですが、本作では仙三郎とお蘭、菊太郎と鶴枝という二組のカップルが協力しながら危機をくぐり抜けて活躍するストーリーになっています。

Posted by ブクログ