1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

邪眼 うまくいかない愛をめぐる4つの中篇

ジョイス・キャロル・オーツ(著者), 栩木玲子(訳者)

追加する に追加する

定価 ¥2,420

¥1,430 定価より990円(40%)おトク

獲得ポイント13P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

6/5(水)~6/10(月)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2016/02/26
JAN 9784309206998

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

6/5(水)~6/10(月)

商品レビュー

4.4

7件のお客様レビュー

レビューを投稿

2019/01/27

繊細だからいろいろ感じてしまって生きるのがしんどい。かたや周りにいる人はおおらかにきめこまやかに周囲にやさしさを振りまいている人がいる。「繊細」とは後者のような人物を表すのではないか。だとしたら前者は?こういう周囲との立ち回りについてよくわからない。1人の人間としてしか生きてきて...

繊細だからいろいろ感じてしまって生きるのがしんどい。かたや周りにいる人はおおらかにきめこまやかに周囲にやさしさを振りまいている人がいる。「繊細」とは後者のような人物を表すのではないか。だとしたら前者は?こういう周囲との立ち回りについてよくわからない。1人の人間としてしか生きてきてないから。こういうことを考えるから親戚の法事とか出るのかしんどいのかしら。とにもかくにも、この本はトーストした食パンにマーガリンがじんわり溶けていくように、私にじんわり溶け込んでいく。

Posted by ブクログ

2016/10/16

アリス・マンローがノーベル賞とった時、普通の人が抱く悲哀や喜びを描いてノーベル賞をもらえるって素晴らしいなと思ったのだが、ジョイス・キャロル・オーツが何度も候補に挙がっているという噂を聞くと、普通の人がちょっとしたことで道を踏み外し、いつの間にか常軌を逸した行動をとるようになった...

アリス・マンローがノーベル賞とった時、普通の人が抱く悲哀や喜びを描いてノーベル賞をもらえるって素晴らしいなと思ったのだが、ジョイス・キャロル・オーツが何度も候補に挙がっているという噂を聞くと、普通の人がちょっとしたことで道を踏み外し、いつの間にか常軌を逸した行動をとるようになったり、誰しも抱く妬みや憎しみが暴走してしまったり、普通の人が平凡な顔の下に恐ろしい本当の顔を隠していたりする、ある意味日常と隣り合わせの恐怖を描いて右に出る者のいない(少なくとも今生きている作家では)オーツがとったらそれもまた素晴らしいなと思っている。 この短編集もどれもぞっとする面白さ。特に表題作の、若い妻が、社会的に成功した男に追いつめられる様子はリアルですさまじい。 「処刑」は、よくニュースで見聞きするようなクズ(稼げず、学ばず、反省せず、我慢せず、自分が楽して暮らすことが最優先の、悪いことはすべて人のせいにするヤツ)の心情をこれでもかと描いて見せるが、親の盲目的な愛情はさらに恐ろしい。恋に憧れる思春期の娘さんたちには「すぐそばに いつでも いつまでも」をぜひ読んでほしいし、「平床トレーラー」は幼児性愛に大した罪はないと考えている人に読んでほしい。 まったくどれも良かった。 ただ『とうもろこしの乙女』はもっとよかったので、★一つ減らした。

Posted by ブクログ

2016/08/10

歪んだ愛の物語。 危険を孕んだ執着心を持つ相手に出会う時、早く気がついて身を守らないと、彼らの歪んだ愛のストーリーに巻き込まれてしまう

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品