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大阪を古地図で歩く本 古代難波から戦国大坂、維新大阪まで“歴史の謎解き"めぐり KAWADE夢文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2016/03/01 |
JAN | 9784309499383 |
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大阪を古地図で歩く本
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
数年前、業界の近代化150年を記念して、東京と大阪で業界関連の史跡をめぐるウォーキング大会を企画したことがあります。 その時の参考になればと買った本。 実際には、大阪より神戸の方が史跡が多く、距離も適当なコースが作れたので、神戸で開催したので役には立たなかったのですが。 150年前といえばちょうど明治維新のころで、大阪より神戸に史跡が多いのは当たり前でした。 この本では聖徳太子の時代から江戸のころまでの大阪の地理と歴史が紹介されています。 例えば、江戸の八百八町に対して大阪の八百八橋といいますが、実は橋も江戸の方が圧倒的に多かった。 でも、公儀橋(幕府が作った橋)が多かった江戸に対して、大阪の橋は町民が作ったものが多かった。 だからこそ、「おらが街の橋」のように大阪町民は橋を誇りに思ったのだろう。 橋もそうだけど、堀や地名に町民の名前が付けられたものが多い。 本当に大阪って町民の町なんだ。 残念なことに土地勘がないので、あんまりピンと来ない話も多かったのと、複数の人が執筆しているのか、同じエピソードが何回か出てくるのも気になったところ。
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まえがきに、天下の台所、商人の町、関西の経済の中心、城下町……。 大阪はさまざまな顔をもつ。市内を一時間ほど歩き回るだけでも、宮都、寺内町、城下町、商都と変遷を遂げた歴史を秘める、あらゆる顔に出くわす。 とありまして、 第1章 今日の賑わいのルーツを訪ねて歩く― 町並から...
まえがきに、天下の台所、商人の町、関西の経済の中心、城下町……。 大阪はさまざまな顔をもつ。市内を一時間ほど歩き回るだけでも、宮都、寺内町、城下町、商都と変遷を遂げた歴史を秘める、あらゆる顔に出くわす。 とありまして、 第1章 今日の賑わいのルーツを訪ねて歩く― 町並からは想像できない「大阪のうつろい」 を味わう 第2章 歴史の転機となった地を歩く― 「日本の中心」としての「大阪」を再発見する 第3章 古の人々の往来を追体験して歩く― 四通八達の「交通網」に秘められたドラマを追う 第4章 庶民が築きあげた町を歩く― 「なにわ商人」のパワーと「先進の文化」を体感する 第5章 変わった地名・不可解な地名のエリアを歩く― 地名から浮かび上がる「大阪の謎」を解く 第6章 中世の風景を想像して歩く― 「古地図の大疑問」から巨大都市の今昔を探る 大阪の地、難波は太古の昔から開けていたようで、朝鮮半島・中国との歴史的交流に始まり、日本の都であった時、太閤さんの時代、そして江戸時代、近代と辿ってきた歴を紐解けば、限りなくロマンが存在します。 そんな歴史を古地図で振り返った本ですが、まったく知らなかったことも掘り下げられ新たに知ることとなりました。 大阪に住む高齢者にとっては、まったくありがたい本であります。「きょうようじ」「きょういくところ」のネタが新しく増えました(笑・感謝)。
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