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死ぬ力 講談社現代新書2357
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死ぬ力 講談社現代新書2357

鷲田小彌太(著者)

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死ぬ力 講談社現代新書2357

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2016/02/18
JAN 9784062883573

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商品レビュー

3.3

6件のお客様レビュー

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2023/11/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 陸、海、空の最長寿命動物は、ゾウ、シロナガスクジラ、イヌワシで、ともに食物連鎖の頂点に君臨し、ともに80年。人間の120年はすごいこと。人間の長寿の最大の要因は、自然治癒力を持っていること。学校は自力で学ぶ力を弱め、車は自力で歩く力(体力)を弱め、そして病院は自然治癒力を弱めるので要注意! 鷲田小彌太「死ぬ力」、2016.2発行。

Posted by ブクログ

2022/06/12

タイトルにインパクトがあり借りた。 本についてある一文 わたしの最大の幸福のひとつは 35歳で独立した書庫、書斎をもつことができた。 そこに本が徐々に埋まってゆく。 ただもうそれだけで快感であった。 本を処分しない。 わぁ、その感覚、似てる、と思った。 どうしても捨てられない...

タイトルにインパクトがあり借りた。 本についてある一文 わたしの最大の幸福のひとつは 35歳で独立した書庫、書斎をもつことができた。 そこに本が徐々に埋まってゆく。 ただもうそれだけで快感であった。 本を処分しない。 わぁ、その感覚、似てる、と思った。 どうしても捨てられないものは本。 それ以外は気にせず捨てる。 本は自分の血肉になっていてそれは分身でもあり 自分自身だからなんだな。 そのあと本を処分せざるを得ないことになり 体の一部を失ったようなやりきれない思いが残った、 と。 『人間はコトバだといった。 人間は生物だが、その基本的部分はコトバで できあがっている。 歴史とは記録されたものでありコトバなのだ。 本とは、まぎれもなくコトバでできあがっている。 一冊も本を読んだことのない人でも始終本を読んでいる。読まされているのだ。 人間はコトバでできているのだから、 人間は、即、本であるといって何の問題もない。』 人間はほんのようなものだ、とはずっと 考えていたが、人間は本であると言い切ってる ところがまた潔い。 人生の起承転結についても また考えさせられた。

Posted by ブクログ

2016/07/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

題名をそのまま表した本ではない。 酒に酔ったおじさんが、勢いよくしゃべっているのを聞いているような気分になる本。結論に対する根拠のつながりが読み取れない部分や、何度も同じフレーズがでてくるところもある。読んでいくうちに著者の人柄がわかってきて、親しみをもって読めるようになった。豊富な情報が興味をそそる。 ○気になったフレーズ ・「自殺」はほとんどが事故だ。(この根拠がわからなかった。) ・人間が共同体を営む上で規定した3大タブーは殺人、近親相姦、人肉食 ・墓は不滅の魂を封じ込めるための仕組み。いやな奴がいつまえも世にさまよっているのは困るので。 ・都市は生命力(エネルギーに満ちている)。都市では共同、競争(人間力を刺激し、高める) ・老後は自由、だが期限がないのでアウトプットが中途半端になる。同人誌なども1年間単位で出版していて中途半端になる。

Posted by ブクログ

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