1,800円以上の注文で送料無料

孤高の種族 ハヤカワ文庫SF宇宙英雄ローダン・シリーズ515
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

孤高の種族 ハヤカワ文庫SF宇宙英雄ローダン・シリーズ515

クルト・マール(著者), 林啓子(訳者)

追加する に追加する

孤高の種族 ハヤカワ文庫SF宇宙英雄ローダン・シリーズ515

定価 ¥704

99 定価より605円(85%)おトク

獲得ポイント0P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

9/12(木)~9/17(火)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2016/02/01
JAN 9784150120535

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

9/12(木)~9/17(火)

孤高の種族

¥99

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/08/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・1029話: 孤高の種族、クルト・マール著  ベッチデ人の果てしない探検から少し離れていて、登場する異星人の行動が面白い話だった。  新銀河歴424年(本文にはないが裏表紙にあり)、第20艦隊ネストは、ダイバン・ホースト宙域で直径4千光年に広がり、平均距離250光年もある2千の宇宙要塞に接触しようとしていた。司令官マソは首席エンジニアのプラクエト達3名を派遣して、要塞に潜入させた。  要塞には、生涯を一つのマシンとの対話による作業で過ごすマシノーテがおり、その作業の性格上、他との関わりを拒む不思議な生物だ。さらに不思議なのは形状で、直径1m・厚さ30cmの濃い褐色の車輪ディスクに、透明な半球内に構造体が浮かぶ透明な半球が付いており、反対側に暗褐色の数本のザイルが出ている。エネルギールートを利用して時間をかけずに移動することが出来る。  一体のマシノーテ、ヴァルヴルが先進的な考えを持つようになり、やがて第一監視者のマシンから代理に任命された。その過程や他の固体とは異なる考えが興味深い。他の固体からの妨害を受けながらプラクエト達に接触しようとしたところ、失敗してしまった。連絡船にプラクエト達は潜入したが、爆破の妨害に合い脱出することになり話の展開が早かった。  話しの最後に公爵グーの《クラノスI》がマソにコンタクトを取り、問題解決のために秘密兵器としてベッチデ人を《ジュオクテ》に引き渡した。グーに腹を立てるマソが、「新入り3名」とスカウティとブレザー・ファドンに言った際、ぴんときた。ブレザーは気づかなかったようだが。 (2017.12.25読了) ・1030話:過去マスター、クルト・マール著  第20艦隊ネストはベロガン宙域にあり、クランドホル公国の中枢惑星クランから4万3千光年離れている。  スカウティとブレザー・ファドンは《ジュオクテ》でサーフォ・マラガンに再会した。意識がもうろうとしており「我々3人は従者になる」と叫んだので、ベッチデ人3名が公国で重要な役割になる運命なのかもしれない。  覚醒したサーフォは、自分の任務が宇宙要塞の住民を誘導し、ダイバン・ホースト宙域から立ち退かせることであるとマソ司令官に伝えた。グー公爵から指示されたそうだが、意識がある時に話したのか、それともスプーディ4匹のために勝手に理解したのか不思議だ。マソは歴戦の勇士で短絡的であり、サーフォとの会話は噛み合わず、この場面では役に立たないようだ。こんなクラン人が多いため、ベッチデ人が重宝されて従者になるのかもしれない。  ベッチデ人達は要塞に潜入してヴァルヴルに対面し、トランスレータで会話が出来るようになった。異星人の侵入を妨害しようとするオルクリングを簡単に制圧してしまい、第一監視者の秘密も暴いてしまった。簡単な流れだったが、サーフォの能力が高いことを示しているのだろう。その過程で、現在マスターがヴァルヴルであり、自分は過去マスターだと宣言した。数十万年前に高度文明種族(創始者)が近傍の星間諸種族から攻撃され、宇宙要塞を送り出した。数千年後、各要塞の第一監視者はマシノーテの合成生物を生み出した。自分が何であるか知ったヴァルヴル/オルクリング達が途方に暮れてしまうのがかわいらしかったが、サーフォが創始者の星を訪ねて事実を確認し、文明を発展させる助言を受け入れた。過去マスターとは、過去を暴いて現在のマシノーテに説いてあげる役割なのだろう。  任務を遂行し、スプーディの市場でなかったこともマソに報告した。最後まで嫌味なマソから、ヴァルンハーゲル・ギンスト宙域からクランに向かうスプーディ船に乗せられると告げられた。クランに行ける機会にたどり着いたが、スプーディ船ということでまたひと波乱あるのだろう。  この訳者の「・・・もの。」の連発がどうしても好きになれない。 (2018.1.1読了)

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品