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アカイケモノ(1) ホーム社書籍扱いC
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アカイケモノ(1) ホーム社書籍扱いC

中平正彦(著者)

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アカイケモノ(1) ホーム社書籍扱いC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ホーム社
発売年月日 2016/02/19
JAN 9784834284546

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商品レビュー

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2016/05/18

素直に面白い、と言える作品 失礼な言い方なのは承知だが、『破壊魔定光』以降は、中平先生の作品を読んでいなかった、と言うより、目にしていなかったので、漫画家として筆をおいてしまったのか、と思っちゃいたのだが、この『アカイケモノ』を読む限り、『破壊魔定光』で私に感じさせてくれた、年齢...

素直に面白い、と言える作品 失礼な言い方なのは承知だが、『破壊魔定光』以降は、中平先生の作品を読んでいなかった、と言うより、目にしていなかったので、漫画家として筆をおいてしまったのか、と思っちゃいたのだが、この『アカイケモノ』を読む限り、『破壊魔定光』で私に感じさせてくれた、年齢も経験年数も関係ない、漫画家としてのギラギラは、まだ曇らず、むしろ、強まっているようだ つくづく思うが、中平先生は、人から人じゃなくなった、人でいられなくなった存在を描くのが巧いな 描写こそ、残酷で過激なのだが、そこが却って、少年の心を捨てきれずに図体だけデカくなってしまった私みたいなタイプの漫画読みをワクワクさせてくれる。背徳感ってのは違うだろうが、血、痛み、そして、死こそがストーリーの深さに適度なコクを与える、それをこれまでの連載で掴んでいるんだろう、先生は あの震災を経験しただけあって、と言ったら、やっぱり、これも失礼なんだろうけど、人間じゃどうしようもないほど、圧倒的な力で破壊された街が変わり果てて生じたガレキの描き方が、それを見た事がある人間だからこそ描ける、と思わせるリアリティがある 自分はこんな辛い思いをしました、って読み手の同情を誘うような事を漫画に籠めるのでなく、自分の経験を自分の描きたい漫画を創るパーツの一つに昇華しよう、と足掻けるのも、やはり、経験ゆえなんだろう 人を怪物に変貌させる黒い壁は何なのか、何故、出現したのか、どうやったら壊せるのか デザインがグッと来る怪物は、人の破壊衝動を具現化しているのか、それとも、異なる次元から来た「何か」が人間の体を核にして、その姿を再現しているのか 失敗を二度もした事で、罪を己が見に刻んだ赤矢は怪物を狩り続ける中でも、異常な力と共存し、人らしい心を失わないでいられるのか 赤矢のようなイレギュラーの怪物は、これから登場するのか。それとも、赤矢だけが異分子でしかないのか そして、救世主を拒む高野さんとの関係はどうなるのか (1)だってのに、気になり、明かされるのが待ち遠しい事が多すぎである どれも、アクションシーンや感情の描写がしっかりしていて読み応えがあるが、個人的に、やはり、掴みとしてバッチリな第1話は推しておきたい この台詞を引用に選んだのは、ズシンと心に響いてきたから。全ての作品に共通するって訳じゃないが、本当にイイ作品ってのは、退場が早い脇役が読み手の共感を得る名言を口にするもんだ。歪んだ勇気は人を無謀に走らせるが、正しい勇気は人に激しい冷静さを与えてくれる

Posted by ブクログ

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