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Noricoda波瀾万丈 多文化共生・中途コーダの手話通訳論
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Noricoda波瀾万丈 多文化共生・中途コーダの手話通訳論

宮澤典子(著者)

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Noricoda波瀾万丈 多文化共生・中途コーダの手話通訳論

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 クリエイツかもがわ
発売年月日 2016/02/01
JAN 9784863421783

Noricoda波瀾万丈

¥660

商品レビュー

4.5

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2017/03/23

 手話通訳士の宮澤典子さんの半生をたどりながら、手話通訳に関するさまざまな問題を考える本です。 「コーダ」(ろう者の両親の間に生まれた聞こえる子ども)と聞くと、手話を勉強中の初心者(私)は「まあ〜、じゃあ小さな頃から手話がペラペラなのねー」と安易に思ってしまいがちですが、もちろん...

 手話通訳士の宮澤典子さんの半生をたどりながら、手話通訳に関するさまざまな問題を考える本です。 「コーダ」(ろう者の両親の間に生まれた聞こえる子ども)と聞くと、手話を勉強中の初心者(私)は「まあ〜、じゃあ小さな頃から手話がペラペラなのねー」と安易に思ってしまいがちですが、もちろん家庭により事情は千差万別。著者の宮澤さんも中学に入るまでは親戚の家で暮らしていて、ろうの両親・兄と一緒に住むようになっても中・高の6年間はほとんど手話では話せなかったそうです。  コーダでありながら、「手話がわからない」という辛さも知っている宮澤さんは、ろう者と聴者の架け橋であるだけでなく、コーダと大人になってから手話を学んだ聴者の架け橋にもなっているのではないでしょうか。  宮澤さんの「手話通訳レッスン」DVDもとても気になりますが、「(全通研の)会員には、手話通訳活動をしている人だけでなく、手話を学び始めたばかりの人や(中略)さまざまな人がいます」というラスト付近のお言葉に甘えて、入会も考えてみようかなという気になりました。

Posted by ブクログ

2016/09/26

宮城の方が書かれたと言うことで親近感を持ちました。 Codaにもいろいろいるのだと頭では分ったつもりでも、この本を読むまではイメージが漠然としていました。 また、手話で表現するためには、たとえば日本語の「検討します」というニュアンスは、手話の「考える」では伝わらない、など具体的な...

宮城の方が書かれたと言うことで親近感を持ちました。 Codaにもいろいろいるのだと頭では分ったつもりでも、この本を読むまではイメージが漠然としていました。 また、手話で表現するためには、たとえば日本語の「検討します」というニュアンスは、手話の「考える」では伝わらない、など具体的な例があって分りやすかったです。 この著者の活動には引き続き注目していきたいです。

Posted by ブクログ