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アウシュヴィッツの囚人写真家
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アウシュヴィッツの囚人写真家

ルーカ・クリッパ(著者), マウリツィオ・オンニス(著者), 関口英子(訳者)

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アウシュヴィッツの囚人写真家

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社
発売年月日 2016/02/01
JAN 9784309226538

アウシュヴィッツの囚人写真家

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商品レビュー

4.2

13件のお客様レビュー

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2023/04/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どんな写真があるのかと期待して読んだのですが、写真は冒頭数ページにあるのみ。折角なら文章とその時の写真(見せられるもののみ)で当時の雰囲気を感じながら読みたかったです。 主人公であるブラッセは写真家という職、仕事に対する姿勢、そしてアーリア人の血を引いているという点からSSに優遇され、重用されていました。そのため、SS側の動きや考え、会話などが多くあり新鮮でした。個人的には写真を撮ってもらった後自殺したSSの女性の話が印象的でした…

Posted by ブクログ

2023/01/22

写真はまさに真実を写しだす。囚人たちの恐怖や絶望、残虐な人体実験、非道なSSたちの人間らしい一面さえも。本書はアウシュヴィッツに収監されながらも写真撮影の技術を買われ、生き延びたブラッセの話。いくつか見たことがある画像はこの人の撮影によるものだったのか。どんな気持ちで、葛藤を抱え...

写真はまさに真実を写しだす。囚人たちの恐怖や絶望、残虐な人体実験、非道なSSたちの人間らしい一面さえも。本書はアウシュヴィッツに収監されながらも写真撮影の技術を買われ、生き延びたブラッセの話。いくつか見たことがある画像はこの人の撮影によるものだったのか。どんな気持ちで、葛藤を抱えながらシャッターを切ったのかと想像すると胸が痛い。

Posted by ブクログ

2020/11/13

アウシュビッツ強制収容所で「カメラマン」として働いたポーランド人収容者ブラッセの実体験を基にして書かれたノンフィクション小説。生き延びるために心の葛藤を押さえながらカメラマンとしてナチスのために働いてきたブラッセは、戦争の末期には自分の「特権」をナチスへの抵抗運動のために活用させ...

アウシュビッツ強制収容所で「カメラマン」として働いたポーランド人収容者ブラッセの実体験を基にして書かれたノンフィクション小説。生き延びるために心の葛藤を押さえながらカメラマンとしてナチスのために働いてきたブラッセは、戦争の末期には自分の「特権」をナチスへの抵抗運動のために活用させるようになる。ブラッセの心の変化が読んでいて興味深い。 収容所生活を生き延びた人たちによる著書は多く出版されていて、邦訳も多数ある。本書もその1冊に含めることができる。他のテスティモニー(証言)本と比べると筆致が軽い印象を受ける。体験者自身による記述でないのが理由かもしれない。とはいえ、本書も当時何が起きていたのかを知るために読むべき書籍の1冊であることは間違いない。

Posted by ブクログ