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光の庭
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2016/02/01 |
JAN | 9784334910778 |
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光の庭
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商品レビュー
3.5
11件のお客様レビュー
あらすじを読んで謎解きものかと思ったが違った。やっぱり吉川トリコが描くのは、女たちの心の深淵だ。 高校時代の仲良し5人組。 「銀チョコラバーズ」とチーム名をつけて、くっつき合って笑い合って「5人揃えば最高で最強」だと信じていた。きっと誰もが経験したことがある、輝きに満ちた怖い...
あらすじを読んで謎解きものかと思ったが違った。やっぱり吉川トリコが描くのは、女たちの心の深淵だ。 高校時代の仲良し5人組。 「銀チョコラバーズ」とチーム名をつけて、くっつき合って笑い合って「5人揃えば最高で最強」だと信じていた。きっと誰もが経験したことがある、輝きに満ちた怖いもの知らずの日々。 卒業から2年後、仲間の一人がバラバラ死体で発見され、彼女の死にそれぞれが罪の意識を抱えながら16年の月日を経て、4人は再会する。 「本当に知りたいことのほとんどを私たちは卒業してから学ぶことになる。多くの場合、その学習には痛みを伴う。時には大きな喪失が要らないおまけのようについてくる。」p156 「どこからが自分でどこからが相手なのかもわからなくなるぐらい同じ温度でひとかたまりになっていたあの春は、もう二度と戻らないのだ」p197 それぞれの道に進む中で、もはや彼女たちは(私たちは)あの時の少女のままではいられない。 けれど、自分が「あの春」からどれくらい遠くまで行けたか、あるいは未だ辿り着けないでいるのか、比較し意識し続けるのは、常に「あの春」を共に過ごした友人たちの存在だ。 「私ね、思うんだけど、友だちって密に連絡をとりあって、ずっとそばにいればいいってもんでもないんじゃないかな。若い時はさびしさに負けてわからなかったけど、いまならわかる。どっかで無事に生きててくれるだけでいいなって。」p290 相手を傷つけ、自分も傷つくような、未熟で剥き出しの人間関係の中で出会ったからこそ、かけがえのない存在。 過去を振り返る作業は、痛みと後悔と身勝手な自己欺瞞とに満ちて、全編通して息苦しい。
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昔は仲の良かった同級生も月日が経つとともに大きく変化していくよなぁ。 違って当たり前と思っておかないと、数十年経ってから会ったりできないかもしれない。
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地方に暮らす仲良し5人組は高校卒業と同時にそれぞれの道へ進むが、数年後、地元に残った三千花が遺体となって発見される。16年後、ライターとなった志津は三千花のことを調べ始める。 初読み作家さん。 生活環境が変われば、付き合う友達も変わってくるし、興味の対象も変わってくる。 いつま...
地方に暮らす仲良し5人組は高校卒業と同時にそれぞれの道へ進むが、数年後、地元に残った三千花が遺体となって発見される。16年後、ライターとなった志津は三千花のことを調べ始める。 初読み作家さん。 生活環境が変われば、付き合う友達も変わってくるし、興味の対象も変わってくる。 いつまでも学生時代のような付き合いはできなくなる。 地方に暮らす焦燥や女の子同士の嫉妬といったものはピンとこないが、ミステリ的要素があって面白かった。 (図書館)
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